ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

今年3ラウンド目・ホームで奥さんの打ち始めのお相手

天気予報では、「8日は最低気温は0度だが最高気温は20度の快晴!」。
「朝はちょっと冷え込むとは言え、真冬ほどは寒くないし、昼は20度で晴れで風も強くない5月並みの天気なら」と、奥さんのラウンド要望。
奥さんの友達同士で来月ラウンドすることが決まったとかで、少しはラウンドに慣れておきたいという事らしい。

まあ、ホームなら費用も安いし、こちらのヒッコリーゴルフ の練習にもなるし、運動不足解消と気分転換にもなるし。
前日夜は綺麗な満月の下、いつもの茂木の道の駅で車中泊
朝は霜が降りるほど冷えたが、太陽が昇るにつれてどんどん気温は上がり、確かに絶好の「ゴルフ日和」。

しかし、そのチェックしていた天気予報で、「花粉は非常に多い」というのをちょっと軽く見過ぎていた。
...もちろん前回の鼻水グズグズの窒息ゴルフを反省して、準備はした。
ポケットティッシュ10個以上をキャディバッグや小物入れに詰め込み、その上にトイレからティッシュペーパーを20枚ほど頂き、鼻炎用の薬も飲んだ。
目薬は眼科医の出す効き目の良い目薬を数本用意し、鼻抜け用のミントのキャンディーを用意し、もちろんマスクも数枚用意した。

...だけど、今年の花粉はそんなもの吹き飛ばすくらいに多かった。

スタートしてすぐに鼻水が出始め(鼻炎の薬は全く効かなかった)、鼻をかんでもかんでも数秒後にはまた鼻から流れ落ちる。
鼻をかむときにマスクをズラして、その時に花粉を吸い込むとクシャミが連発で出る。
今まではクシャミというのは単発が続いていたと思うんだけど、今年のクシャミは「ハックション・クション・クシャン」と息も継がせぬ連発が多い...なので呼吸が苦しくなり、「ゼー・ハー・ゼー・ハー」とマスクを膨らませて苦しい呼吸をすることになるが、そこでまた花粉を吸い込んでまた悶えながらのクシャミ連発となったり...

目の痒みは、効き目が強いという目薬で「さした後しばらくは痒みが止まる」が、そのあとにもっと酷い痒みを感じる様になる気がする...なので、慌ててまた目薬をさして痒みを抑える...その感覚がだんだん短くなって、一本の目薬を1ラウンドで使い切るほど頻繁にさし続けてしまった。
おかげで目の周りはなんだかベトベトして(ちゃんと挿すたびにティッシュで拭いていたのに)、しまいには花粉と目薬が目の周りで寝られて固まってしまったみたいに感じていた。
結局流水で顔をゴシゴシ洗うまで、目の周りの気持ち悪さは残った。
そしてラウンドが進むに連れ(今でも、か)、白目は充血してまぶたはどんどん腫れて来た。

そんな花粉症に加えて、俺の場合は排便後のケツの疼痛が強くて、飲んだ痛み止めが効くまでは晴れあがった青空の下で、ただ溜息しか出ない状態だった。

あまり花粉症の影響を受けていない奥さんは、やっと来た「暖かい」季節を感じてブンブンとクラブを振り回す。
それは当たっても当たらなくても、彼女のストレス解消にはなっているようで、一打一打の判断とその結果を一喜一憂して楽しんでいた。

富沢誠造の設計したコースを息子の夭折の天才富澤広親が改造したホームのグリーンは、見た目の派手さより錯覚を引き起こす微妙な傾斜が特に難しく、名前を冠していた青木が競技で1mのパットを外しまくるという事件まで残した程。
当時よりもだいぶ易しくなったとはいえ、他のコースより堅くて速いのが売りのグリーンは、俺にとっては何年経っても「50センチが入らないグリーン」なのが変わらない。
昨日も結局1m以内のパーパットを外しまくり、寄せワンのパーが全く拾えない。
ヒッコリークラブでのショットは、「ボギーオン」で攻めることがほぼ出来ているるんだけど...
前半はスタートで9の後、全部ボギーで最終ホールダボの49。
午後が、スタートから全部ダボ(笑)の54...これ、全ホール「ボギーオン3パット」で同じ形って事...面白いことがあるもんだ。

で、言い訳しとくと「花粉症のクシャミと痒みと鼻水と、ついでにケツの痛みで気持ちが集中するわけ無いだろが!」

 

 

...目と鼻の頭を真っ赤にして鼻水グズグズで帰宅したら、娘に「こんなに花粉が飛んでいる時に、花粉症の人がゴルフするなんてホントに自殺行為よ!」と呆れられたけど...「わかっちゃいるけどやめられない」ってのは、昭和のジジーゴルファーの業なのかしらねえ(笑)。


(でも、奥さんは去年の11月の誕生日ラウンド以来のホームでのラウンドは楽しかったって言ってくれて...元気に楽しんでくれたのはホントにアリガテエ。)

 

 

ゴルフの神さん、アリガトネ。