ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ズキン・ズキンとケツが痛い(手術から1ヶ月)

元はと言えば、去年6月の不整脈カテーテルアブレーション手術後の急な体重減少と「息あがり」に、体力が急激に落ちているのを実感してからだった。
カテーテルアブレーション手術の結果は非常に良好で、ほとんど全く不整脈は出現せず、心臓に関する不安感は全く無くなった。

しかし、日々の生活の上で、ちょっと歩いたり階段を上ったりしただけで「息あがり状態」になり、呼吸が出来ずに動けなくなったり(実際に窒息状態だった)、2〜3ヶ月の間にダイエットもしていないのに10kgあまりも体重が減少した。
無理やり行ったゴルフでは、フェアウェイの坂を歩いて上ることが出来なくなり、飛距離は大幅に落ちた...これで流石に自分の身体がおかしいと言う事を自覚して、病院を訪ねることにした。


これらの症状...原因に思い当たる事は、あった(以前にも同じような体験をしていたため)。
それは、排便時の出血。
別に自分が「痔が悪い」というほどの自覚は無く、ただ飲みすぎたりするとトイレで出血することは若い頃からあったが、それは痛みも無くすぐに治り、気にしなくても生活出来てきた。
しかし、ある時から(というより不整脈になって「血液サラサラになる薬」を飲み始めてから)、出血量が以前より多いなと感じるようになった。
それに、以前は大酒を飲んだ後だけ切れていたのが、毎日切れて出血するようになりトイレが真っ赤になる状態が続いていた。
この不整脈での血栓予防の為に飲む「血液サラサラにする薬」が、「切れやすくなり止まりにくくなる」出血の原因だと自分で感じていた。
その時には血液検査で「極度の貧血状態」と言われ、造血剤を飲み、酒を控え、毎排便時に切れないように十分気を使うことで復活できた。

今回も、3ヶ月ごとに受けている血液検査での数値を調べてみると、1年くらい前からヘモグロビン値の値が低くなっていて、直前2回ほどはかなりの貧血状態であると確認できた。
これで、市立病院の担当の医師に以前のことを話して造血剤を処方してもらい、現状の症状はいろいろな情報をもとに、車で30分ほどの評判の良い「肛門科」の病院で見てもらうことにした。
そこの院長先生には、血液検査の結果で「この数値は、すぐに救急車を呼んで輸血しなくちゃいけない状態だぞ」と怒られ、顔色を見て「げっそり痩せて顔色が悪いじゃないか」と心配され、すぐに内視鏡での胃と大腸の検査を受けることになった。
幸いそっちでは悪い所は見つからず、自分の予想通り内痔核が排便時に切れるのが原因と診断されて、注射による内痔核硬化療法の手術を受けた。
この手術が麻酔が全然効いてなくて(2度目の手術で「麻酔が効いている状態」がわかったので、余計に「酷い目にあった」と感じている)、地獄の痛みの「もう2度と受けたくない」悪夢経験だったのが腹が立つが、結果これで毎排便時に切れる心配は少なくなった。
(おまけに言うと、この間にカテーテルアブレーション再手術の結果が良好なので、「血液サラサラ薬」のリクシアナを飲み続けなくても良くなり、出血が止まり難いということも無くなった。)

 

...しかし、気になる事があって受けた2度目の手術は、手術自体は痛みが少なかったが、手術後の「疼痛」がもう1ヶ月終わらないで続いている。
これが静かに仕事している時などに、「ズキン」「ズキン」と心臓の音に合わせて痛むのがしんどい。
「痛え!」と叫ぶほどの痛みではなく、「ああ、うっとおしい」と感じるような痛みで、痛み止めを飲めば消えるのだがその手の薬はあまり飲みたくないので困っている。

昨日先生に診てもらって、「この手術は完治するのに普通2ヶ月かかるので、あと1ヶ月の辛抱です」と言われた。
そうすると、完治するのは3月半ばか...
どっちみち今は冬眠中の身だが、3月半ばを過ぎてそういう「気になる事」も消えてしまった後から、ヒッコリークラブを振り回したい。

「冬でも暖かい日」があれば遊ぼうと車に積みっぱなしの現代クラブとバッグも、結局3月になればヒッコリーで遊ぶつもりなので、多分このまま使わないうちにまた部屋の片隅に置かれる事だろう。

 

今はまだ、「春の遊びの楽しさ語らん」状態で、毎晩晩酌をしながらヒッコリークラブを撫でるだけの我慢の日々が続いている...