ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

去年はあちこち修理して・・・

 

車に車検があるように(といっても日本だけだけど)、使い込んだ身体にも車検が必要なんだな...と思ったのが、去年一年のナンダカンダ。

体が動けるうちは春と秋に集中的にゴルフを楽しむつもりでいたのが、その春先から不整脈が再発し始めた為、急遽5年ぶりのカテーテルアブレーション手術に踏み切って退院したのが去年前半のシーズンが終わる6月。
じゃあ、秋のシーズンに向けて「復活だあ!」のつもりでいたら...ともかく動くと息切れが酷くなって、歩くことさえ長く続けられない状態になって、調べてもらったら俺の体はひどい貧血状態で運動なんてとても無理な状態であった、とか(以前もあったな、そんな事)。
その原因に思い当たる事があって、そちらを治療するために死ぬほど痛い目にあったのが9月...
その手術の結果、貧血状態は改良されつつあるものの、まだ完璧な状態には程遠い...というのが現在の俺の正直な状態。
で、来週の月曜日にその痛かった手術のやり残した手術を日帰りで受ける...「またあの痛い目に合うのか?」...こいつはまるで俺の人生の中で、今まで(心ならずも)やっちまった悪い事の「罰」を受けているような気分だ。


そんな状態の中、昨日そのカテーテルアブレーションの治療をしてもらった獨協医大の中原先生に、定期的なチェックを受けた。
そこで、手術の結果が極めて良好なので、今飲んでいる薬の2種類を「もう、飲まなくて大丈夫でしょう」と仰った。
今飲んでいる薬は、毎朝食後になんと8錠!
夕食後には5錠。
このうち2錠の薬を「もう飲まなくても大丈夫」と言われたのだが...普段「こんなにたくさんの薬を飲んで、俺の肝臓や腎臓は大丈夫なの?」と思っていた俺が、「え?飲まなくて、俺は大丈夫なの?」と逆に不安に感じるんだからおかしい。
特にその一つの「リクシアナ」は、あのワーファリン以来飲み続けている「血液をサラサラにする薬」...ワーファリンを飲み始めて20年くらい、ずっと飲み続けている「血栓予防」の薬だから、「大丈夫なの?」って思うのもおかしく無いだろう。
俺はいつの間にか、毎日飲む大量の薬を頼りに生きて来たみたいだ。

もちろん、飲む薬の量を減らして体調が良くなっていくのなら、何も文句は無いのだが?
...やっぱり必要なのは、運動と節制か...


なんとか4月のマスターズ時期には、今年の春のシーズンを楽しめる身体にしておきたい気持ちはある。