ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ナビを信じて油断した...「ナンダ?コリャア!」事故

カーナビのソフトを更新したのは、何年前だったろう?
カーナビを新しくした当初の数年は「無料の地図更新」をしていたが、その期限が切れてからは1回だけソフトを最新のものに買い換えた...それから何年経ったのか...

今の俺のカーナビには、圏央道が全く載っていない。
インターチェンジは勿論、どこを通っているかも全く表示されない為に、意外な所で圏央道の下を通って驚いたりする事が多い。(一体この地図情報は何年前のものなんだ?)
新しい道路も表示されないことが多くなって、そろそろ最新の地図情報の載ったソフトを買おうかとは思っていた。
しかし、有料道路を使う事が殆ど無い今の車の使い方では、それほど不自由は感じていなかった。

で、今回の事故だ。
カーナビ上では、右から道路に斜めにまっすぐ合流するように表示されている。
それまでずっと快調に走って来て、ちょっと油断していた部分はあった。
が、まっすぐ行くつもりのヘッドライトに(道路は普通に真直ぐ続いている)、急に浮かんだ「通行止」のポール!
その部分でほぼ90度急激に右カーブして、右からの道路に対して直角に合流するように作られた新しい道と縁石...
「うわ!嘘!」と声が出て急ブレーキ急ハンドルをかけたが...間に合わずに、斜めになっている縁石の端から乗り上げて乗り越えた。
スピードは対して出ていなかったので(40〜50キロ)、すぐに止まったが..、とりあえずバックして縁石から離れた時に(別に抵抗も無く道路に戻った)、急に「ブシューー!」と音がして左前輪のタイヤから空気が抜けた。
外に出ると完全に左前輪のタイヤがペッチャンコになっている。
「ああ、これじゃあ運転無理だな」で、とりあえず保険の代理人に連絡を取ってから損保会社に電話。
かなり待たされてから繋がった電話で、レッカー車の手配を頼み修理依頼をする(予備タイヤで帰れるなら、ゆっくりでも自力で帰りたいので)。

またしばらく待った後来てくれたレッカーの人は、一通りチェックしてくれてタイヤのパンク以外は運転に支障がある被害は無いと結論。
予備タイヤとパンクタイヤを交換して、予備タイヤに空気を入れて修理完了。
普通の運転でソロソロ行けば大丈夫だろうと言うことで、お礼を言って再出発。
(予備タイヤがどこにあって、どうやって取り出すのかを初めて知った...今まで乗ってた車は全て、予備タイヤを前や後ろに剥き出しでつけてあり(ジープタイプってこと)、パンクも自分でジャッキで上げて取り替えていたのに)

「よーし、これで帰れる」と動き出したのは8時過ぎ(事故ったのは6時半頃)。
安全運転で、家までナビ表示で30キロ...ノロノロと静かに運転して10キロほど走った時...ある交差点で、突然左前輪のタイヤから「グニ!」という嫌な感触。
「あれ、今変な感じがなかった?」と言った途端!
ゴロンゴロンガタガタガタ...と左前タイヤの空気が抜けて、ホイールが道路に当たる嫌な音!

「あ〜あ、またやり直しだ(泣)」
で、再び損保会社に電話...延々と続く「今、電話がひどく混み合っております。順番にお紲ぎしておりますので、そのまましばらくお待ちください」で30分以上ひたすら待つ。
切るとまた後回しにされるのでケータイをつないだままにしているうちに、今度は「ケータイの電池が切れかかっています」の警報。
慌てて常時携帯している予備バッテリーをつないで、またひたすら待つ。

次に電話がつながって、レッカー車が来てくれるまでは2時間以上かかった。
幸いレッカー車の運転手が良い人で、作業もそれ以外の問題もスムーズに対応してくれて、やっと家に着いた時にはもう12時を回っていた(疲れた)。

こうした事故でのサービスを受けたのは全く初めての体験だったが、保険というもののありがたさをしみじみ感じた。
と同時に、カーナビの情報も最新のものにしておかないと、ちょっとした油断とカーナビを信用し過ぎる気持ちが、こうした事故の原因になるんだと改めて反省。
保険会社の人には「カーナビを信じ過ぎないで、現実の道路をしっかり見て!」と、ご注意の言葉...確かに、確かに。
(車が帰ってきたら地図情報は新しくしておこう。)


で、車の修理には(タイヤの手配やらで)1週間近くかかるとか。
明日参加予定だった漫画家コンペも、急遽参加不可能の連絡をして今は「ちょっと落胆中」。
来週から再び行くつもりの旅ゴルフには、もう少し用心して慎重にかかるつもり...俺はジジーなんだしね。