ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2022年3ラウンド目ーーーオープンコンペ1回目・後半練習ラウンド

今回のラウンドは、全く練習はしていなかったのと(百年もののヒッコリークラブでは普通に現代ボールを打てば絶対に寿命が縮まるため)、1ヶ月前に痛めた左ふくらはぎの痛みが一向に引かなかったために、最低何とか9ホール回ること、18ホール回れれば大成功、という状況だった。
ただ、絶対にパーオン出来ない状況でも、ある程度ヒッコリークラブを「謙虚」に打つことに慣れては来たので、頭を使えばボギーペースではまとめられると言う(責任持てない)「自信」はあった。

スタート前、左足のふくらはぎ周りに湿布をベッタリと貼った上に、しっかり締め付けるアンダーウェアを履いて、さらに痛む時にはサポーターで締め付ける気で用意していた。
軽く素振りを繰り返して、クラブヘッドの遠心力を生かした振り方を探し、足が痛くならないスイングを心がけた。
グリップを極力柔らかく、手首も極力柔らかく、絶対に足腰で踏ん張らないスイングだ。

 

 

使ったボールはこれ。
本当はスモールボールの方が感触が良いのだけど、以前コンペでスモールボールを使ったプレーに文句が出た事があったので、スコアを正式につける時にはラージボールだけを使う事にしている。
自分のプレースタイルは完全ノータッチ、ワングリップのみOKあり、後ろが詰まってなければOBは打ち直しで基本前進ティーは使わない。
ただ、コンペ中のローカルルールで「前進ティー使用」と決まっていたら従う。

 

 

しかし、後半は基本練習なのでなくしても良い「一度は使ったボール」とクラブへのダメージを小さくするためにも、古びて黄色になったスモールボールも使う。
(この腐った色のスモールボール、飛ばないけれども打感は非常に良い。)

基本後半ハーフは前半で失敗したことの検討ラウンドだが、一番問題のフェアウェイウッドでの「トンデモミスショット」の自分なりの解析はイラストの通り。
それを再現したり、違う感覚で振ったりで...結局後半はボール4つをOBでなくすことになった。

 

 

 

例えば、つま先下がりの斜面から思い切りフックをクリークで狙ったら、本当のトウの先っぽに当たってボールは真右に飛んでOB。
打ち直しでまっすぐ叩き込んだら、まあまあの当たりでフェアウェイへ。

例えば良いライからスプーンで低いドローボールを打つつもりが、ナイスショットで左OB(これはまっすぐならよく飛んだ)。
で、同じライからフェードイメージで打ったら、思ったより距離が出てパー5の2打目だったらグリーンエッジのイーグルチャンス(ほぼ2オン)(笑)。

今回ミスの多かったアプローチは、色々とクラブを変えて「転がし」の練習。
結果、ピン大オーバーが多くてうまくいかない。
本当は上げて止めたいのだが、腐った糸巻ボールは驚く程スピンがかからないので、バンカーや池越え以外は「転がし一辺倒」としているんだけれど...検討の余地あり、だなあ。

アイアンショット(基本150y以内)は、かなりマッシーやマッシーニブリックの「距離」が分かってきた。
これ以上の距離のクラブの良いのが、まだ見つからない。

足の方も、痛いは痛いが悪化することも無く、次のゴルフもできそうだ、という自信がついた。

練習したハーフは4OB(全て打ち直しで前進ティー使用無し)と、OKパットを多めに貰ったのでとても正式なスコアとは言えないが...ティーショット順番決め用のメモでは、パー1・ボギー3・ダボ2・トリ2・ダブルパー1..で53。
この4OBは、フェアウェイウッドでのミス承知の実験だったので、ダメージは無し(打ち直しショットは全て良かった。)。

歳をとった今の俺の体での、「昔の感覚でのドローやフック」はとんでもない大ミスになるということはよく分かった。
ただ、「あるいは原因の一つかも」と考えている「ヒッコリーシャフトのトウダウン」は、どのくらい影響があったのかまだ確信無し。


この調子で暑くなるまでに出来るだけラウンドしたい。
光は見えてきた...いい感覚がある。