ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

試打って口実で、今年初練習

12月のオープンコンペから、ほぼ2ヶ月。
最高気温10度以下の低温でのゴルフ禁止と、オミクロン株騒ぎと、雪や氷の道路事情と、奥さんの体調管理などなどから、ずっと買い物以外外出しない「引きこもり生活」を続けていた。

まだ、3月いっぱいは引きこもり生活を続けるつもりだったのに...先日、床に落ちたペンを拾おうと腰をかがめた時に...オーバーズボンの腹のボタンが「ポン!」と弾けた...よく伸びるゴム製の腹回りなのに。

(運動しなくちゃ!...本気で焦るぜ。)

口実は「去年買ったフェアウェイウッドの試打」って事にして、まずはゴルフ練習場に行くことにした。
準備運動に土俵入りみたいな姿でストレッチして、クラブを握るのもほぼ2ヶ月ぶりだ。
クラブも体も壊さないように、そっと加減しての運動だ。
試打するのは、去年オクで落として一回もラウンドでは使わなかった4本のクラブ...うち3本はやっと見つけた百年もののフェアウェイウッド。
もう一本は、真っ赤に錆びたミッドアイアン...これは、「150y以上を楽に打てれば」と考えて手に入れた一本。

 

 

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まず、見かけで一番打ちやすそうに見えたヤツ。
ロフトがかなりあるようで、構えた時に安心感があるが...インサートとヘッドの間に隙間があり、「大丈夫かいな?」の不安がある。
インサートは変わっていて、金属製の鋲で止めてあるのではなく木の小さな丸い筒が嵌め込んである...少し手で触ると出っ張っているのを感じるが、打ってみると実にいい感触が手に残る。
練習場の堅いマットでフルショットなんて出来ないが、少し強めに打ってもインサートの隙間の影響は感じなかった。
これはコースで、糸巻きボールをしっかり打ってみたい気にさせる。

 

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これは小ぶりのヘッドで、かなり何回もリペアした跡があり、ヘッドやフェース全体に厚くニスが塗ってある。
ロフトはあるように見えるが、意外にボールが上がらない。
しっかり打ち込めば上がるのだろうが、下がコンクリートの練習場のマットでそんな打ち方は出来ないから、結論はコースで打ってからだ。

 

 

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これは見た目も綺麗なクラブ。
ソールを見ても、実際にフェアウェイで使われていたような跡がほとんど無く、百年ものとはいえ「ほぼ新品」に入るような状態。
がしかし、久しぶりにクラブを握って、今年初打ちの下手くそな俺のショットでは真実の状態はわからない。
が、それでもこのクラブは「合格」。

3本のフェアウェイウッドのうち、かなりリペアの跡が残るDUNKANのウッド以外は、ぜひコースで使ってみたい。

 

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そして、もう一本は真っ赤に錆び付いていたST.ANDREWSのミッドアイアン。
グリップも傷んでいたのでまだ使ってはいなかったのだが、グリップを巻いてみると、意外にいい顔をしてるように見えた。
これは、意外に当たる...リズムが掴みやすく、ヒッコリーのしなり方が嫌じゃない。
ただ...このクラブも、クオーターショットでは150yに届かなかった。
それが、コースで糸巻きボールを使って果たして150yを超えるのか?

練習場では、たとえフェアウェイウッドでもかなり強く打たないとヒッコリークラブで150yを超えない。
まあ、コースでもドライバーで200y超えるのが大変なんだから、しょうがないってばしょうがない。

(ヒッコリークラブの真の価値は、コースで糸巻きボールをそれなりに強くひっ叩いてからでなくちゃわからない。)

 


とはいえ、改めて俺の右肩の痛みが問題と理解...多分七十肩なんだろうけれど、スイング中に痛む。
痛みを逃れようとすると右肩が早めに回ってしまう。
右肩を残してスイングすると、「ギク!」っと痛む。
これはなんとかしなくては...

で、1時間半で200球。
このブログを見に来てくれる人には、3時間4時間、400球500球平気な人も多いみたいだけれど、俺はこれで腰が痛くて・肩が痛くて...ギブアップ。
とても2時間以上なんて出来やしない。
...全然フルショットしていないのに!

結局、年なのか?(泣)。

 

おまけに、今朝...起きる時に左足のふくらはぎが攣り、それを直そうとしてスネの筋肉が攣り、それをジタバタしていたら右足の太ももが攣りそうになり...冷や汗をかきながら、久しぶりに芍薬甘草湯を飲んだ。

そして、そして、いつものように「ほらすぐ治った」なんて安心して動き出したら、また足が攣るぶり返しが!
それはじっと痛みに耐えていたらすぐに収まったが、なんともう一度動き出したらまたぶり返しが....
まさかもう一回飲まなくちゃダメか?なんて思いながら、今度は「完全に」痛みがなくなるまで我慢・我慢。
しばらくして、そっと足を動かしてみて「大丈夫か?」「これも大丈夫か?」なんて、ゆっくり動き出して...今度は大丈夫。
原因は、昨日の久しぶりの練習なんだと思うけど...コロナ太りの自堕落な日々からの脱却には...ちょっと苦労しそうだなあ。