ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

向上心が無い訳じゃない(儚き抵抗とも言う)

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金曜日に、今年16ラウンド目のヒッコリーゴルフ予定。
去年から何回かラウンドして、ここ最近のラウンドで何かを掴みかけているような気がする、千葉のイーグルレイクのハーフオープンコンペ。
去年だったか、1番2番連続バーディーから、パー3でOBの7とか...
取りたかったホールで計算通りのパーとか...ティーショットのミスから最後まで計算違いのミスを重ねたホールとか...
手応えを感じたホールとミスしまくったホールとで、交互に大叩きするラウンド中、自分のやりたいゴルフが見えたような気がしたのだが。
(コンペの成績としてはあらゆる賞が全外れで、参加賞以外もらったことが無い。)


距離はそれほど無いが池が効いていて、狙い所は結構狭い。
ヒッコリーゴルフとしては、シニアティー(ゴールドティー)の距離が適切なんだけど、同じ世代がいないと使いづらいので無理をしていた。
だが、先日松村博士から電話で「ヒッコリーゴルフに適切なコース長」の話を聞いて、現実の今の日本のコースでは白ティーの前方のシニアティーが適切だと教えてもらった。

なので、次回のコンペは一人でもシニアティーを使用することにする。
と同時に、最近のヒッコリーゴルフで1番の大叩きの原因となっている、フェアウェイウッドのクリークをバッグに入れないと決めた。
どうしてもヒッコリークラブに糸巻きボールでは距離が足りないために、ほとんどのパー4やパー5では2打目にクリークを使うことになる。
もともとフェアウェイウッドは得意ではなかったのが、使っていくに連れミスが増え、スイングがおかしくなり、最近は空振りに近いショットまでするようになった。
この原因は、ただの「距離を稼ぐためだけのショット」なので、ヒッコリークラブに対する敬意がなくなり、ただの飛ばないクラブを無駄な力で力任せに振っているようになってしまった所為だと思う。

そこで次のラウンドからは、ミスは多いけれど現代クラブの頃から好きだったロングアイアンを2打目に使うことにする。
スイートスポットがメチャクチャ小さく、スクープソールでヒッコリーシャフトの長さに比べてヘッドが極端に小さく見え、おまけにそのヒッコリーシャフトも百年の時間のためにテンデンバラバラに曲がっていて、誰もが構えてみると吹き出すようなクラブ達だが、万が一きちんと当たるようなら最高の感動が味わえる魔法のクラブでもある。

幸い長い間に集めたクラブの中にそういうロングアイアン(ミッドアイアンとかドライビングアイアンと言う)は、結構数があるのでしばらくは折れてなくなる心配はない。

今後は楽なクラブを捨てて(俺には難しいクラブだったけど)、難しいと言われるヒッコリーのロングアイアンでコースと会話する訳だ。


明後日の金曜日、現代ゴルフと競わないで、誠実に「ヒッコリーゴルフ」を楽しんで来る。