ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

バレンタインデーなんて、俺に関係あったっけ...

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昨日、仕事中の夜中のことだ。
奥さんと次女が「はい、バレンタインデーのプレゼント!」なんて言って、2種類のウィスキーボンボンをプレゼントしてくれた。
「おお、ありがとさん」なんて返事して...「これは娘を持った特権だな」なんて、独り言。
「じゃ、山分けね」と、欲しいものを先に取らせて、あとは俺が仕事をしながらポリポリと。

そう言えば、一緒にいない長女は転勤で遠い雪国暮らしになっちまったから、これには参加していないけど...近所だったら、もう一つウィスキーボンボンが増えているんだろう。

子供の頃のような手製の不恰好なものでもなく、勤めはじめの頃の高そうなものでもなく、いかにも通勤帰りや買い物帰りの「ついで」に買った安そうなウィスキーボンボンではあるけれど、多分・まあ・嫌われちゃいないと言う証にはなるから、ちょっと喜ばしい。

そりゃあ、昨日がバレンタインデーなんてことはネットのニュースを見りゃわかる事だけど、俺にはもう縁の無いことと頭から自然に消していた。

中・高と片思いや憧れの女性とはいたけれど、全くこの日とは縁がない事だったし、女性から何かもらえるようになったのは(笑)奥さんと付き合い始めてからのこと。

結婚してからもらえるチョコレートが急激に増えて、そのうちに花束だったり高そうな品物だったりが増え、いま思い出しても現実だか妄想だかわからないような事が多々あって...「ついに、俺にモテ期が来たのか?」なんて勘違いしそうになった時、一人の女性に「あなたがモテてるんじゃなくて、奥さんがあまりにステキだから女性があなたに興味を持つのよ」なんて、しっかり釘を刺されたことがあったっけ。

要するに、俺は普通の男なんだけれど、うちの奥さんに会った女性は「奥さんが女性から見て非常に魅力的な女性なので、普通に見えるこの男にはひょっとして自分にわからない凄い魅力があるのかしら?」と、興味を持ってしまうんだそうな。
まあ、現実には俺はどこまでも普通な男なもんで、大概の女性は「なんだ〜」とがっかりしたんだろうな。

そんな、慣れないことにアタフタした時代も遠く去って、バレンタインデーなんてのは全く縁のない世界で生きて来て、しっかりジジーになっちまった。
バレンタインデーに縁のない男同士で作った、「バレンタインカップ」なんてゴルフコンペも既に解散しちまったし、もうこんな日が話題になることも無いって思っていたのになあ。

 

「5倍返しだからね!」
なんて言葉が、「ありがと」に対してのお返し言葉(笑)。

(...昔は2倍とか3倍だったって思ってたけど...5倍ってのが最近の決まりらしい。)

まあ...安そうなウィスキーボンボンで良かったわ(笑)。