ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2021年20回目のラウンド(うぐいすの森GC水戸)

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初めはこの季節に、奥さんの今年(今シーズン)最後のゴルフをするには、千葉の暖かいコースに行くしかないな、と思っていた。
しかし、千葉県の「ここは?」というコースは悉くプレーフィーが高く(栃木・茨城のいつも行くようなコースの2倍以上)、2サムを受け付けていなかったり3人分に近いような割増料金を設定してあるコースが多く、料金を見た奥さんは「そういうところでは絶対にやりたくない」という意見を変えなかった。
そのために、体のことを気にかけながら、「どうせスコアはつけないで回るんだから、1点か2点他より楽しいコースがいい」という目でコースを探した。

で、決めたのがちょっと前にオープンコンペで回って、「これは登山かハイキングだ」と感じていた「うぐいすの森GC水戸」コース。
プレーフィは安いし、景色はいいし、問題のアップダウンも基本は「大きな打ち下ろしからのグリーン近辺の登り」だから、まめにリモコンのカートを利用すれば多分大丈夫、それにうちの奥さんが一番興味を示した「鮪とステーキのわがままプラン」という俺が行った時にも感動したステーキ付きのセットが決め手となった(笑)。
食欲が優先するくらいなら、奥さんも元気になったということだろう。
いちばんの問題は天気...雨は降らないが、最低気温0度・最高気温10度という予報には用心した...幸い、風もなく日差しが時々ある天気で、カイロを貼り付け、重ね着と準備体操を念入りにして無事ラウンド出来た。
肝心の昼食の写真は撮り損なった。(昼の食事を写真に撮るつもりが、気がついたら二人ともその前にステーキや刺身にかぶりついていた・笑)

 

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ホールデザインが基本一打目が大きな打ち下ろしなので、ここのところ不調だった奥さんのショットもヘッドに当たりさえすれば大きく空を飛ぶので、「地面をひたすら転がるティーショット」の悲しみを感じずにすみ、徐々に調子が復調して行った...打ち下ろしのコースはスイングも良くなる(そっくりかえらない)ので、いいショットが増えて行って楽しめた様だ。

コースの特徴としてフェアウェイがベント芝なので、ヒッコリークラブのスクープソールではボールにきっちり入らないと大ダフリになって殆ど飛ばない。
またフェアウェイにあるボールも3分の一ほどは沈んでいるので、ボールだけを打とうとすると必ずトップする。
(自分のスイングいい加減さを、ここでしっかり教えてもらえる。)

また、グリーンの状態は悪くなく、乾いてくるとスリルがある速さで面白い。
ヒッコリークラブの本当の癖や正体はこういうコースで使ってみて初めて感じることが多い...レギュラー交換が必要なクラブもかなりわかってきた。

 

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問題の、最近の大ミスショット...色々やってみたけど、まだ解決とは言えない。
困ったもんだけど、多分自分の体の年齢による変化も関係していると確信している...以前はいいと思ったスイング軌道が完全にずれているのを感じるが、まだ自分とクラブの「正解」が分からない。

と言う訳で、とりあえず奥さんが喜んでくれたから、このラウンドは成功。
まめにカートに乗るようにすれば、コースのダイナミックな起伏は絶好のハイキングになる。
景色を見ながら、鳥を見ながら、季節を感じながら野山を行くのは気持ちが良い。

 

ただ、後でうちの奥さんは「ボールを打ちながらじゃなかったら、絶対ああいうところは歩きたくない」なんて言いやがったが...
(そういえば、と思い出した。結婚した頃に一回だけ山に連れて行った事があった。俺のより良い山用の靴や服を、なけなしの金で揃えてやったのに、「こんな疲れること、もう絶対に嫌だ!」なんてほざいて、靴も服も「1回使っただけでそれっきり」にしちまったっけ。あ〜あ(笑))

 

 

 

で、...俺の、いつまでやれるかわからない人生だ。
来週も行こうと決めた...21回目のヒッコリーゴルフ。

 

 

楽しめる限り、楽しむ。