ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

こんな時にまた不整脈! 腹が立つやら情けないやら..

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俺の2021年後半ゴルフ開始を楽しみにしていた15日夜、初めての道の駅に10時前に着いていつもの「ゴルフラウンド前夜祭」を一人で楽しんでいた。

たった一缶の缶酎ハイと、途中のコンビニで買ったわずかな「肴」で読みかけの本を読みながら、「明日はゴルフ」の楽しみを味わっていた。
この楽しみの時間ってのは小さい頃の「遠足の前の日」の興奮に似て、俺の人生の極上の贅沢と俺は思っている。
この一冊の本を読み終わったのが12時ちょっと前...トイレに行って顔を洗い歯を磨き、久しぶりの車中泊に興奮しながら布団に入った。
6月以来の車中泊は、明日のゴルフへの興奮と周囲の車のエンジン音でなかなか寝付かれなかった。
それでもフッと気がつくと4時...「ああ、トイレに行きたいなあ」なんて思って伸びをすると!

本当に長い間苦しんで来た「あの左胸に心臓が存在していて、それが勝手に不規則に動いている!」という感覚...「まさか!?」と思って脈を取ると、あの「ドットドド・ドド・ドン・ドドドドン」というてんでんばらばらめっちゃクチャな脈拍。
しばらく深呼吸やストレッチをしてからトイレに行ったが、脈の乱れは変わらない。
93年ごろからこういうことが多くなった俺の酷い不整脈は、あの3年前のアブレーション手術で「完治」したんじゃなかったのか?

割と最近、何回か不整脈が起こり(春のラウンド時のは短時間で回復した)、アブレーション手術をしても再発することが多いということは理解していたが、こんな風に静かにしていたのに酷い発作が起きるというのはショック。
原因の一つは飲酒という事だろうけど、アルコール度数6%の500ml缶を一本だけ2時間以上かけてちびちびやっただけなのに...

頭を駆け巡るのは「これじゃあ、今日のゴルフはダメだろう」「いつキャンセルの電話をかけようか」なんて事(涙)。
ふと思いついて、こういう時のために持っていて、この前の発作の時にも効き目のあった「タンボコール」を飲む。
そのまま横になって起床予定の6時迄。
なんとか脈の乱れは治まって来たが、頻脈は続く...自分の感覚では普段の倍くらいの速さだ...だから時々脈が飛ぶ。
そこでもう一回この薬の用法を調べると「1回2錠」の文字...「ああ、さっきは1錠だけだった」ので、もう1錠飲んでから起きる。
顔を洗って着替えて、途中コンビニで朝食をとり、「7時過ぎにコースについた時に不整脈が治ってなかったらキャンセル」と決めてコースに向かう。

コース入り口で脈を取ると...なんと奇跡的にちょっと早めながら乱れがなくなっている!
「無理しなければ大丈夫か?」と、やや不安はありながらも「やりたい気持ち」に押されてラウンド決定。

...まあ、今普通に元気に「帰宅してから全く脈の乱れもなく」こうしてこんなものを書いているのだから、あの発作は本当に一時的なものだったんだろうけど...治ったと思った不整脈が、いきなりまた現れることはショックだった。
正直言って自分の年齢を改めて考えると、それまで元気だった人がいきなり心筋梗塞になったり、脳梗塞になったり、脳出血で倒れたりするのは珍しくもない事なのだ。
(そうでなくても世間じゃボケたり病気になったりが沢山で、「健康年齢75歳」という言葉に真実味と重みが増してくる。)

ゴルフは、ご一緒したのが72歳と62歳の元気いっぱいの方お二人。
どちらも週2回以上、ずっと年間100ラウンド以上しているという方々で(お二人とも軽く70台でラウンド)、結果として俺が一人迷惑をかけてしまった。

が、長くなるのでその話はこの後で。