ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

治療終了後、1年目のチェック

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昨日は、ちょうど一年前に完全寛解と言われて終了した、うちの奥さんの病気の「一年後のチェック」の日。
(去年8月末に苦しい治療から解放されて、ちょうど1年という訳。)

...この1年間は、彼女にとって再発の不安との戦いだった。
ちょっと体調不良になると、再発の恐怖に負けて落ち込むことが何度もあった。
身体のあちこちの違和感が、全て「再発したせいでは?」という不安に重なっている様だった。
そのため、何度か行ったゴルフも以前のように心から楽しめた様子は無く、ちょうど武漢肺炎騒ぎで「外出自粛」「旅行自粛」が求められていた為もあって、ほぼ1年間外出をしないで生活して来た。
途中、彼女の義理の母を亡くしたために、都内の彼女の実家に行かなければならないことはあったが、それも行き帰りは車で実家の中と病院・葬儀場以外の場所には全く外に出なかった。

彼女の病気は、検査・入院・治療がちょうど武漢肺炎騒ぎに重なってしまった為、この2年間は、我々家族はどこの家より自粛生活を余儀なくされた、と思っている。
(この状態で感染したら、重症化して終わりだと言う危機感が強かった。)

だから、俺は居酒屋にも、カラオケにも、東京都内にもほぼ2年間行っていない。
やや冒険したと言えるのは、注意すればそれなりの距離が取れて感染機会が少ないと思われるゴルフのラウンドだけ...それも極力無駄な会話を避けて、自分だけの楽しみに徹したようなスタイルで、だ。


しかし、一応ワクチン接種は7月で2回が終わり、昨日丸1年経った状態で「大丈夫です」と先生のお墨付きが出た。
うちの奥さんはすっかり安心したようで、急に食欲が出てきた、と言う。
ゴルフも「また始めたい」と言うし、やっと「気持ちが外に向き始めた」と言う。
まあ、病気がわかってから感染を恐れてジム通いも止めて自宅に引きこもっていた為に、(俺までとはいかないが)十分コロナ太りしてしまった体に、やっと気がついて危機感が湧いてきたようにも見える。

俺も、やっと心置き無く外で運動が出来る。
今日は気温も低いし、久しぶりの練習場にでも行って、ヒッコリークラブの感触を確かめに行こう。

 

とりあえず...「良かった」。