ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

良かった...治療終了後3ヶ月チェック

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今日は、「8月に終わった治療の結果が3ヶ月経ってどうなったか?」を検査して、その結果を主治医の先生に教えてもらう日。
混んでいる病院で長い時間待った後、不安で一杯の顔の奥さんが言われたのは、「大丈夫です。問題はありません。」
「このままで5年再発しなければ完治した、という事です。」

...良かった。

今日までは長かった。
8月に治療が終わったとは言え、この3ヶ月はうちの奥さんにとってわずかな体調の変化でも、「これはあの病気の再発ではないか?」という不安と心配が積み重なっていく拷問のような日々だったようだ。
治療が終わったからって、それで「はい、これであなたは元気になりました」なんて言われるような簡単な病気では無かったのは、本人は十分知っていたし。

その病名が分かった時に、当然俺も娘もその病気の症状や治療法をネットで懸命に調べた。
昔だったらそう言う事は大変な作業だったろうけど、幸いなことに今のネット環境は世界の最新の治療法を調べるのは俺のレベルでも難しくない。
そうした結果から「この病気は信用の置ける大きな病院で最新の治療を行えば、かなりの高確率で治癒できる」という確信を得ての闘病・治療ではあった。
(こうした病気の治療法の進歩というのは、本当に凄いと思う...俺の記憶では、昔だったらほぼ絶望しかなかったような気がする。)


...8回の点滴治療を3月から始め、酷い副作用に苦しみながらも半年ほど続けてその治療が終わったのが8月。
そのあとは全く治療はせずに、今日のチェックまでにどうなるかをただ待ち続けていた。

その間に世界は武漢肺炎の嵐に飲み込まれた。
その新たな伝染病では、高齢者や持病のある人、免疫力の低下している人が重症化し死亡しやすいと言われ、そうした危険因子がほとんど全部当てはまるうちの奥さんは、ほぼ自宅に引き籠りの日々となった。
それまで毎日通っていたジムも休み、仲間とのカラオケや会合もすべて避けて、買い物も俺が引き受け、外出するのは人の少ない場所への散歩だけの日々が続いた。

今日の結果で、今の体調がもう一つとは言え、ずっと彼女の内側に貯まり込んでいた不安と心配はかなり薄れていったはず。

今後しばらくは、武漢肺炎なんかに感染してはまずいから人の多いところへの外出は避けるけど...マスクと手洗いなどを徹底してなら普通の生活に戻れそうだ。

...良かった。
今はただ、力になってくれた全てに、感謝。

 

今日は、膝の痛みに唸っている俺も、少し沢山(矛盾しているか・笑)酒を飲みたい気分。