ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

おかしいよ、この天気とこの世界

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日本のあちこちで、1日に半年から一年分の雨が降るという、物凄い豪雨。
世界中の「普段なら涼しくて冷房なんていらない」、という地域を襲う気温40度を超えるような熱波・酷暑。
一年我慢しても2年我慢しても、ワクチンを1回2回と打っても勢いは衰えない...そして、この1年2年で世界の人々の伝統的な人付き合いの形をまるで変えてしまおうとする、武漢肺炎の恐ろしさ。

色々なニュースを見てみると、世界は10年20年前の姿から激変している。
ひょっとすると、俺たちは人類生存の危機に直面しているのかもしれない。

「人類の絶滅」...まるでSFの中の言葉のような単語に、妙なリアリティが出て来ている今日この頃。
肉体的には、生存が難しくなるような極端な気温の変動と、世界中の人が経験したことの無いような極端な気候現象の出現。
そして、武漢肺炎ウィルスによる、今まで長く続いて来た人々の生活スタイルの強制的な変化。
...怖いのはこうした変化が一時的なものではないかもしれない、という事。

もう雨はいつも極端な豪雨となって、土地を崩し川を溢れさせるほどに降り続くものになるのかもしれない。
耐えきれない程の酷暑や、「超」大型台風や、大津波や土砂崩れを伴う大地震や、猛烈な竜巻や雷が頻発し、皆が「経験したことのない」という災害が普通に起こる世界になるのかもしれない。

不意に発生した武漢肺炎で、世界の人々は「ともに飲み、語り、歌い、手を握りハグをする」という行為を、もう2年も自粛し続けている。
...こんな事に対して、「もう二度とそんな時代は戻って来ないかもしれない」なんて不安が、人々の心の片隅に芽生えて来ている。
それどころか、学生のクラブ活動やサークル活動、今まであった普通の学生生活や会社員生活、果ては男女の付き合いまでもこのウィルスは破壊してしまうのではないか、という不安も大きくなっている。

...軽く見ちゃいけないことと思う。
「今は人類存亡の危機だ」なんてのが冗談で済むようにしなくちゃいけない。

俺たちジジーには、残された人生はどうせ長くはない...だから、こんな運命にも「しょうがない」という思いがある。
しかし、若い世代にとっては本来長く充実した人生を送れるはずが、一気に破滅に向かうようなこんな変化をただ受け身になって待っていてはいけない。
気候はすぐに結果は出ないが、武漢肺炎から身を守る事は出来る。

まず、この疫病を甘く見ない事だ。
その為にはネットで、自分の頭を使って考えてみる...「フェイクニュースはどちらなんだ?」と。

何が正解なんて俺には分からないが、今はまず武漢肺炎にかからないようにすることが一番大事と思う。

そこから、本来自分の生きていくはずの生活のために、「人類滅亡の危機」に立ち向かえばいい。