ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ユズが膝の上に来る

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あまり近くに来る事をしなかった「ユズ」が、最近うちの奥さんが近くに居ない時に俺に近づくようになった。
下の娘が同じ家の中で飼いだした雄猫の「コタロー」と慣れる事が出来ず、その気配を察すると逃げて来るようになった為だ。
(猫だけの接近遭遇はしないように家族で注意している)。

あちらの猫に「攻撃」の気持ちは無くても、ひ弱なユズはひたすら怯えて逃げる...そのために俺の膝の上も、彼女の「避難場所」の一つに選ばれたようだ。
が、可愛いのではあるけれど、ユズが膝の上にいると仕事が進まなくなってしまうのでちょっと困っている。

...俺は相変わらず右膝の痛みが治っていない。
そして最近、朝起きる時に太ももの筋肉がつって七転八倒の騒ぎになる頻度が多くなった。
酷い時には起きる時に伸びをした途端、両足太ももがつって強烈な痛み...それを治そうとしてつい右足を捻ったりしたら、もう汗みどろ・不整脈が出るような大騒ぎになる。
(ふくらはぎやスネならなんとか早めに治せるが、太ももがつるとすぐには治せず痛みも強烈で、うめき声を上げて転げ回る大騒ぎになってしまう。)
これには流石にギブアップ...近所の医者に行って漢方の「芍薬甘草湯」を処方してもらい、つった時にはすぐに飲むようにした。
(この薬の効き目は大したもので、すぐにつっているのが治る!)


我が県(埼玉県)でも武漢肺炎の状況が日に日に悪くなって行くので、奥さんへ感染するのを恐れてなるべく外出を避けているが、そのためか確実に運動不足になっている...体重も増え、息が切れやすくなり、(膝の痛みもあるので)歩く気力も減退気味だ。
こんな生活が良い訳ないんだが、ニュースでは「この年末から正月は初詣も自粛」とか言っているし...


この一年は、我が家では奥さんの重い病気を中心に回った一年だった。
この大変な事態に直面して、我が家では普段の生活パターンを捨てて何もかも彼女の「治療と回復」へと集中した。
幸いにも、丸一年かけてその努力は「寛解」という結果を得る事となった(これについては後日書きます)。


ウチはその件では一安心しているが、今年は世界中が「武漢肺炎」という疫病によって人々の生活が滅茶苦茶にされた一年になった。
この病気は、今まで長い時間かけて作られて来た世界中の人々の「日々の生活のスタイル」と言うものを、木っ端微塵にぶち壊した。
みんな「またいつかは以前と同じように」と願っているけれど、現実は「今までの日々の暮らし」のパターンはもう二度と戻ってこないんじゃないか、と薄々思い始めている...何しろ「人に会う」と言う古来の人間生活の基本行動を制限することが、この病気への一番の対抗策と言うんだから最悪だ。


いつかはこの武漢肺炎騒ぎも鎮まる時が来るんだろうけれど、その後にどんな世界が待っているのか...それを考えるのは、かなり怖い事かもしれない。