ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

梅雨が明ける...

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昨日・一昨日と夕方強い夕立があった。
まず急に涼しい風が吹く。
空を見上げれば、久しぶりに見る入道雲の姿...その湧き上がる峰が夕方の太陽に白く輝き、見とれるほどの美しさだった。
洗濯物を家に入れ、雨に対する準備をし始める頃、いきなりの雷は至近距離に響き、突風がふいに吹く。
テレビのニュースが「雷警報」「竜巻に注意」なんて物騒な言葉を繰り返す頃、明るかった空が一点掻き曇り、いきなり機関銃のような音を立てて大粒の雨が叩きつけてくる。
明るい光の矢が、まるで壊れた蛍光灯のように断続的に輝き、その雷鳴はだんだん余韻を残さない即物的な破壊音になってくる。
要するに「ゴロゴロゴロ」ではなく、「ガタガタピシャ!・ドカーン!」みたいな。

多分、今週梅雨は明けるんだろう...限度を超えてはいるけど、今日本中で降っているのが「梅雨末期の大雨」ってやつなはず。

雨が降り止んで晴れた後には、俺たちを殺す暑い季節が始まる。
「殺人的な暑さ」なんてよく言うけれど、現実にカナダのような涼しい国で摂氏49度前後の日が続いている。
....この温度って、何もしなけりゃ人どころか動物も死ぬのが当たり前だろう。
こんな温度、風呂だって絶対に入れない。
去年だったか日本でも気温40度なんて夏の日があったけれど...クーラーの保証温度ってのは43度だって知ってた?
その「保証温度」を越える日が現実に来そうって事は、地味に切実に恐ろしい。

こっちの地方も、多分今週中に梅雨は明けて、今年も「夏」になるんだろう。
俺たちにとっては...ゴルフなんてとんでもない・散歩も日が沈んだ後か曇りの日だけ・日に当たるとすぐミイラになるから遮光の準備を徹底・水分補給を忘れずに・夜の晩酌もほどほどに・海も山も日陰から...
「ただ生き延びる事」が一番大事な季節の始まりだ。


そして、俺にとって一番問題は「夜を涼しく寝る事」。
去年のウォータークーラー+扇風機+氷水で今年も無事に生き残れるか?
クーラーつけりゃ簡単なんだけど、俺一人で寝ている小さな部屋にクーラーってのも面倒だし。
まあ、一応一つ新兵器は用意したけど、それはまだ届いていない。

 

...さて、いよいよ2021年の夏が来る。
そして、少なくとも7月の残りプラス8月・9月は太陽から逃げ回って「耐え忍ぶ季節」となる。

 

目下のところ、この夏を「楽しむ」予定は一つも無し!


(ああ...ワクチン打ったら、神谷バーで生ビールと串カツで一杯飲みたい!!)