ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

明日...

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 桜の開花宣言が早々と出た後、明日俺の今年のゴルフシーズン初ラウンドに行ってくる。

去年はうちの奥さんの病気と武漢肺炎騒ぎがあって、初ラウンドはもう夏が過ぎた9月の末だった。
今年だって肺炎騒ぎは全然治ってないし、うちの奥さんの病気もまだ経過観察中で、俺の去年の連続ラウンドで痛めた右膝も完治していない。
...本当はせめてゴールデンウィーク明けまではお休み予定だったんだけど。



時は止まらず、人は変わらずにはいられない。
古い友人はせっかちにこの世を走り去り、残った友も病と闘っている者が多い。
「そういう歳になったんだ」
「俺も、もう残り時間は少ないんだ」
...調べてみると、今現在の人々の「健康寿命」は、男が72.14歳、女が74.79歳なんだと言う。
平均寿命というのがそれよりいくら長くても、自分で自分のことが普通に出来るという時間はそんなものらしい。

「なんだ、俺にはほとんど時間が残っていないじゃないか!」
...ならば、「多少無理をしても俺はゴルフをやりたい」と、改めて考えた。
たとえあちこち痛んでいても、ゴルフできるくらいに動ければ十分「健康」の範疇だ。

「後で楽しもう」なんていう、「後で」の時間はもう無いのだと思い知れ。
惚れて集めた百年もののヒッコリークラブを、約20ダース集めた糸巻きボールを、俺はゴルフ出来るうちにもっと使わなきゃ。

まだ本当は右膝の痛みは残っているので、ラウンド中は右膝をがっちりと固定する。
今が盛りの花粉には間違いなく激しく反応するだろうから、前日から鼻炎の薬を飲み目薬も忘れない。
コロナついでに中国からの黄砂の影響もあるだろうから、マスクも絶対に外さない。
明日行くのは、栃木茨城県境の狭くて難しいという評判のコースのオープンコンペ。
ヒッコリーゴルフで頭使ってコツコツと90くらいで回れたら万々歳。
それなりの自信はあるのだが、何もかも上手く行かなければ100越えも十分ある。
最優先は、膝を痛めない事と、余計な怪我をしない事。


山桜は未だだろうから桜吹雪はないけれど、俺のこれからのラウンドはいつも人生を思いつつの散歩にしたいと思う。
「ちっぽけな俺の人生に悔いは無い」ことを噛み締めながらの一打一打になるのなら、毎ラウンド必ずいいゴルフになるはずなんだがなあ...




ま、そうはならないのが俺のゴルフだ。
自分に期待しないで...頑張るべ。