ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

「そんな時代もあったね」・・・と、言う時にどんな気持ちで居るのやら

f:id:ootataki02:20200521122832j:plain

もう、12月から5ヶ月以上ラウンドしていない。
35年以上の自分のゴルフライフで何ヶ月もラウンド出来なかった事は数回あったけれど、それはどれもが自分の怪我が原因だった。
ギックリ腰や指の骨折、肘の軟骨の不具合や、それにこの前の手首の腱の切断などだ...(と思い返してみると、みんなゴルフが原因の怪我...ゴルフってのは意外に危険な遊びかもな)。

そんな俺にとって、今の様な「体は元気なのに長い期間ラウンドしていない」と言う状況は、初めての経験だ。
その原因はうちの奥さんの病気と、この武漢肺炎の流行とはっきりしているのだが...これがどう考えてもあと半年じゃ収まりそうがない。
奥さんの病気は治療自体が9月まではかかりそうだし、治療がうまく行った後、そこから体力を回復してゴルフが出来るくらいになるには更に半年はかかりそうだ。
この間、武漢肺炎の流行のピークが過ぎて落ち着いて来たとしても、近距離で他人と会えば肺炎にかかる危険性はまだまだ残り、以前と同じような距離感で人が付き合う事には細心の注意が必要となる。
俺が奥さんが回復する前に一人でゴルフをやる場合には、コンペやオープンコンペ・一人参加ゴルフの組み合わせでにプレーすることになるが、普通の生活をするよりずっと感染する可能性が高くなる為、奥さんの免疫力が元に戻るまでは遠慮することになると思う。
ヒッコリークラブに糸巻きボールでクラブ競技に参加も考えられないし、本当にたった一人のラウンドは(ゴルフを始めた頃に何度か経験した)ホントに面白くない。

すると全てが上手く行ったとしても、なんの心配も無くゴルフを楽しむためには来年3月以降まで待たなければならない、と言う事。

ああ、一年以上の「ノーゴルフ」。
人生ってのは、つくづく予定した通りにはならないもんだ。
もう残り少ない俺のゴルフ人生なのに、その晩年を楽しむつもりだったヒッコリーゴルフ遊びが、遥か遠くに霞んでしまった。
ひょっとしたら俺のゴルフ人生もこれで終わりなのかもしれないな、なんて考えると「まあ、しょうがないか」「俺らしいかも」なんて...酒の味に苦味が増すな。

 

しかし、「あんな時代」を思い出して、苦い酒を飲むのも...これまた一興...これこそ大人の味(ジジーの味?)と言えるのかもな(笑)。