ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

世間騒乱の中の誕生日

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今日はうちの奥さんの、大台に乗った誕生日。
流石に自分でもその数字を言うと溜め息が出ているようだ。

知り合ったのは、彼女が18歳の時。
結婚したのが23歳。

それからなんだかんだで、47年...二人の娘も元気で、去年までは元気いっぱいだった。
昨年から生まれて初めての大病にかかってしまい、現在その治療中。
3月から始まった治療は9月か10月まで続く予定。

だけど、今年になってからは、世の中は武漢肺炎で上へ下への大騒ぎ。
世界の片隅から始まったこの疫病は、生き方から価値観まで変えてしまうような勢いで世の中に襲いかかった。
そして、こいつは治療のために免疫力が低下しているうちの奥さんには、本来の病気よりも恐ろしい疫病なので、絶対に感染させてはいけない。
今は、それに注意を集中している。


それにしても、俺もここまで来るとはなあ。
こんな仕事でこんな暮らし...「娘が二十歳になるまでは(50歳過ぎまでは)」だけを目標に、行き倒れ覚悟でやって来たのに...今こうやって居られるのは、「貧乏が平気」「良い意味で鈍感」「小さなことに感動できる」「自然と動物が好きで八百万の神々の存在を信じる」と言うような(俺の勝手な感想)うちの奥さんのおかげだ。
本当に、わがまま勝手でいい加減な俺の世話など、うちの奥さん以外にこの世に出来る人など絶対に居ないだろう。
ともかく、彼女には感謝・感謝しか無い。

だから
これからだ。

来年の彼女の誕生日は、どこか車旅の途中の「旅ゴルフ」で祝いたい。