ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

予定の治療が終わった

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先週、うちの奥さんの治療ではじめに予定していた「8回の点滴治療」が終わった。
今はまだ点滴後の一週間目で副作用の一番きつい時期なため、吐き気や手足の指の痺れや、だるさや味覚障害にひたすら耐えている。
今までの経験だと、来週には吐き気やだるさは軽くなり、再来週にはかなり元気が出てくる。

8月20日には、治療の結果を調べるためにCT検査を受け、今後の方針が決まる。
最良のケースでは、これで治療は終わりになると担当の先生は言っていた。

ただ、現在のうちの奥さん自身は副作用が強く出ている時期なので、全く良くなっているという実感が無いらしく不安でいっぱいのようだ。
「これで本当に治っているのかしら」という言葉が頻繁に出てくる。
しかし、こういう気持ちの状態には治療薬の影響がかなりあって、副作用が軽くなってくると気持ちも前向きになって来る、と俺は感じている。

大丈夫。
8月15日は終戦記念日、旧暦お盆の中日、そして俺の母親であり、お前に初めて会ったその日から「あの娘は私が守る!」と言ってお前の味方になったバアチャンの、生まれた日であり死んだ日だ。
だから大丈夫、お前の明るさも暗さも、正直さもドジさ加減も、みんな気に入って愛した俺の母親がお前を助けてくれるから...大丈夫。


きっとお前の病気は良くなって、半年もすればまた旅ゴルフだって行けるようになる。
...まあ、髪の毛が生え揃えばの話だけれどね。