ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

6回目の点滴治療

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3週間に1回の点滴治療も、今週で6回目になる。
昼前に、まず採血のために奥さんを病院まで車で送る。
採血が終わると、主治医の先生に経過をチェックしてもらってから、決まった治療薬の点滴を始める。
昨日は1種類だが、1回目の点滴では6時間以上かかったもの。
一応4〜5時間かかるものとして、俺は一旦自宅に戻って仕事をする。
点滴の終わる時間が計算出来ると、奥さんからメールが来るので病院まで迎えに行く。

今日の2日目は数種類の点滴を順番に入れて行くので、終わる時間の予想が難しいので同じ様に一旦自宅に帰って、奥さんからのメールを待つ。
今日の薬には副作用が強く出るものがあって、指先が痺れたり味の感覚側わからなくなったり、吐き気が酷くなるとかで、奥さんの気持ちが沈み込んでいる。

一日置いて明後日には注射が一本あって、6クール目の治療が終わる。

主治医の先生は「治療はうまくいっています」と言うので俺は安心しているのだが、うちの奥さんにははっきり良くなっているという実感がどうしても湧かないらしい。
副作用が強めに出ている所為もあって、むしろ「悪くなっているんじゃ?」という不安が消えないという。
「治る」という気持ちと、「治らないのでは?」という気持ちが入れ替わり現れて、気持ちが落ち着かない...と。


治療は一応全8クールで構成されている。
余計なことは8クール終わってから考えればいい...いまは食べられるものを食べて、できる限り散歩などの運動をして、「治る!」という気持ちを強く持つ事。
なんて偉そうなことを言っているけど...うちの奥さんは、髪の毛がなくなったことだけでも落ち込みそうなのを、よく頑張っていると思う。


秋には、髪の毛が生えるのを待ちながら、ゴルフに行くことを指折り数えている...そんな場面が必ず来ると信じて、(新型コロナから逃げ回りながら)これからの雨と酷暑の季節を凌いで行こうと思う。