ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

騒乱の5月から落ち着いた6月へ

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「風薫る」はずの5月は、不安と緊張の中で重苦しく過ぎて行った。
藤が咲いて、バラが咲いて、菖蒲が咲いて...気候も良く花に溢れた風景なのに、人々はどこかしらに嵐の予感を感じているようで、弾けた笑い顔は見かけない5月だった。

散歩する道すがらに、色づき始めた紫陽花が目につくようになった。
田植えが終わって、散歩道の田園風景は落ち着いて来た。

仕事は毎日続いているけど、ゴルフクラブを手にすることは全く無い。
ラウンドは今年はまだ1回も無く、多分今年はプレーすることはないだろうと思っている。

まだイネ科植物の花粉が残ってはいるものの、今年の花粉症は例年になくおとなしく済んだ。
ただ、毎晩の晩酌と散歩のエネルギー消費では釣り合うはずも無く、体重は日々自分史上最高体重を更新しつつある。
(もう腹が出てるのを隠したいとも思わないようになってしまった)


明日から、うちの奥さんの治療の後半...第5クールの治療が始まる。
治療の状況がどうなっているのかよく分からないのだが、あと4回の治療で完治することを願って、残りのほぼ3ヶ月間の後半治療を続ける。
副作用は最初に比べて弱くなってきたように感じるが、やはりまだ点滴後一週間は吐き気とそのほかの副作用には悩まされている。
そして、その間に決して新型コロナのウィルスに感染しないよう最新の注意を払う生活が続く。

もう直ぐ梅雨になり、気温が上がり...暑い日が多くなるだろう。
オンボロキャンピングカーは、駐車場の片隅で病院と買い物以外に行けない我が身を嘆いていることだろう。
ヒッコリークラブは、青空の下で、もう一度糸巻きボールと戯れることを夢見ているだろう。
俺の腹は、全てを酒のせいにして、過ぎた日の思い出に溺れ続けることだろう。

ケ・セラ・セラ...で セ・ラビ とね。


まあ...今日から、それでも6月だ。