ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

今年はどんな夏になるんだろう...

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つい何ヶ月か前には、「今年は暑く長い夏になりそうだ」なんて予報を聞いた記憶があるんだけど。

7月半ばも近いのに、雨はまだ降り止まず各地で豪雨被害を出し続け、武漢肺炎もいつの間にか「新型コロナ」と名前を変えてその影響は生活の深い所に染み込んでしまった。
この病気は、本当に我々の生活スタイルを変える疫病だったんだな、としみじみ思う...もうあんな時代の付き合いは帰って来ないのかもしれない。

熊本の豪雨被害は、以前よく言われていた「コンクリートから人へ」という耳触りの良い言葉が結局12年間の治水無策という結果を呼び、政治というものの住民への関わりの形を明らかにした。
以前この言葉に8割以上が賛成していたと言う被災住民の方々の、「これから」に対する選択・意思表示に注目している。

50を越えた頃から、晴れ上がって灼熱の太陽に炙られ続け、熱帯夜に熱中症に怯えながら暮らす夏は大嫌いなんだけど、今年の夏はそこに移動の自由やストレス解消飲みまで制限する流行り病が加わって、肉体的にも精神的にも今までに無かった息苦しさを強烈に感じる季節になりそうだ。

1ラウンドもしていない今年のゴルフ、例年なら涼しい高原のゴルフでも計画している頃だけど、今年はうちの奥さんはゴルフをやれる体調ではなく、世間の空気もそうした旅ゴルフをやれる環境では無い。
その奥さんは明日から計8回の予定の治療のうち、7回目が始まる。
うちの奥さんは、相変わらず酷い吐き気と食欲不振、だるさや味覚の変化、手足の痺れなどの副作用に悩まされている。
(それにプラスして、長い治療と薬の副作用から来る精神的ダメージの蓄積も辛そう。)
今はまだ治療の成果が良く見えて来ないのだが、あと2回の治療で必ず完治すると俺は信じている。

財布失くした騒ぎで焦り・疲れた俺は、戻ってきた金の一部で一本歯下駄を新しく注文した。
今使っている一本歯下駄は、もうすでに歯の部分がかなり斜めに磨り減り短くなって、おまけに歯以外の部分もあちこち傷んで磨り減ってきている。
これを履いて歩くと普通の靴で歩くよりかなり色々な筋肉を使い、また体幹やバランス感覚を鍛えられることは実感しているので、心機一転近所ももっとこれで歩いて「運動」を積極的に増やすつもり。
...下半身を鍛えていれば、ゴルフに復帰することも容易いだろうと(スコアは別として)。

今年の俺の夏は、「ただ通り過ぎる」季節。
...通り過ぎた後に、精神的にも肉体的にも「実り」がある事を願う。

秋の高い空の下、心から笑える季節が来る事を願う。