ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2020年6月のあれこれ

f:id:ootataki02:20200613113929j:plain

武漢肺炎騒ぎは、これからが勝負時なんだろうなあ。

今日からカラオケも自粛解除になったと聞いたけど...
誰に聴かせるつもりもない俺の歌だけど、半年も歌っていないと歌いたい気持ちが強くなる。
上手い訳じゃないし自信なんか全くないが、俺にとって歌ってのはやっぱり「祈り」なんだよなあ。
感染する危険が十分少ないと確信出来たら、一人カラオケでも行ってみよう。

県境越えでゴルフに行きたいが行けなかった人が多かったのは知っている。
それが解除になったからってすぐに100キロ200キロ遠くのゴルフ場には行きにくいよな。
それにこれからの梅雨の季節で、雨で泥だらけになっても濡れ鼠になっても、真夏の晴れた空の下で汗まみれになっても、ロッカーもシャワーも使えない環境でゴルフを楽しめるのか?
ワンウェイスルーのラウンドは、今までも出来る限りそういう形で遊んで来たから問題無いんだけれど、着替えもせずに100キロ走って帰るのは...誰だって嫌だよなあ。
俺はもともと「雨」も「暑さ」も嫌いだから、やる気はそもそもないんだし、感染症をもらって奥さんに移す事が一番やってはいけないことだから、まだまだラウンドは遠いんだけど。

香港では、約束を破って香港人の中国人化を進める共産中国の人権弾圧が強くなって来た。
数的にも地形的にも、状況を力で変えようという独裁大国に抵抗を続けるのは難しいだろう...結局は自由と民主主義を知っている人達の国外脱出しか救いはないんじゃないかと思うと、腹が立つし、自分の無力が心苦しい。

俺は大体「ツイッター」というものが大嫌いだし、これを重用する人を信じていない。
このSNSは機能上「思ったことをすぐにネット上に発表できる」ってことが売りなんだけど、これは言い方を変えれば「深く考えずに皮膚感覚でなんでもネット上に発表しちまう」って事だ。
だから、バカなやつが思いつきのイタズラをネットに上げて、それが企業に大損害をもたらす大騒ぎになったり、地位も名誉もあり優秀な頭脳の持ち主と言われるような人が皮膚感覚で軽率なことを書いてしまい、実は「ただの勉強ができるバカだった」なんて事が公になる...通称「バカ発見器」なんて言われるようになっている。
フリーターやバイトの人達の悪趣味イタズラ騒ぎと、大学教授や新聞の論説委員などという世間じゃ堂々たる知的職業と思われている人間達の失言騒ぎが同じように起きているのが、面白いっちゃあ面白いが。

最近、マスメディアの「持って行きたい方向への誘導」というのが目につくようになった(バレてしまうようになった?)。
だから、色々なメディアでの最新情報には「単純に信じないで疑問符を持って望む」方が絶対にいい、と意識するようになった。
例えば、日本政府の新型コロナ対応の政策はそんなに酷いのか?
今の日本の首相はそんなに無能なのか?
世論調査って信頼できるの?
等々...

俺にはそうは思えないんだけれど。

アメリカの暴動騒ぎは、まず発端の警官が悪いのはわかる。
だが、デモに乗じて略奪・暴動を起こしている黒人達に遠慮している報道もおかしい。
白人の老女を大きな複数の黒人が本気で袋叩きしている映像も見た。
暴力を止めている黒人の映像も見た。
人種差別という反論しにくい事態の中で、誰かの邪悪な意図が働いていないか?
何が正義で何が悪なのかわかりにくい事態の中で、ツイッターなんかで意見をまず言う大統領ってのも問題だが、何もかも利用して思想闘争に持って行く様な勢力も俺は嫌いだ。


散歩の途中で見かける花の様子が変わった。
つい先日まで、明るく煌びやかに、派手に豪快に咲き誇っていた色々な種類の薔薇は、ほとんどが花びらを落としてしまった。
菖蒲やあやめも咲いているが、今は日に日に紫陽花の花の色が濃くなっている。
赤系から青系、紫色の週類も多く、晴れた日の下より雨空の曇りの下の方がしっとりとして美しい。

これからは、雨に濡れたこの花の美しさと、低空を飛ぶ燕や水田に鳴く蛙の声を道連れに散歩を楽しむことになる。

暑くなる前に。