ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

昔、「球春」なんて言葉があった

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昔々、世界では春になると一斉に丸いボールを使った遊びが始まったもんだった...

小さいボールを使って、14本の棒切れでちっぽけな穴に入れて遊ぶ「ごるふ」ってやつは、その頃世界一繁栄していると言われた「あめりか」と言う大きな国で、会場中花で一杯に飾った「名人大会」って名前の祭りが開かれていたんだと。
そこじゃあ世界中から「名人」と言われた人が集まって来て、死ぬまで遊んで暮らせるほどの優勝賞金を奪い合っていたらしい...
当時はこの国でも、その大会が終わるとみんな野山に出かけて行って、この遊びの真似をして一日中遊ぶってのが流行っていたんだと。

もう少し大きなボールで敵味方に分かれて打ち合うって「やきう」って遊びも、ちょうどこの頃にシーズンが始まってな。
「ごるふ」ってやつは一人一人が戦うもんだったけど、こっちは9人だか10人だかの大人数で勝った負けたと大騒ぎして...あっちは静かに見てるもんだったが、こっちはビール片手に大騒ぎしてな、いかにも明るい春が来た祭りだってのを実感することが出来たんだってよ。

そんな時代は、いつの頃終わってしまったのかねえ...
あの肺炎騒ぎで大勢が亡くなってから、今じゃ祭りなんかでたくさんの人が集まるなんて事は、すっかり無くなっちまったからなあ。
みんな、今は何をやっているかって?
付き合いをどうしてるって?

ああ、みんなそれぞれの部屋でテレビゲームをやってるよ...他の人とはそのゲームの中で会えるから、別に寂しくないんだけどね。
そういえば、他の人とは画面を通して会っているけど、実際に会った事って...もう何年無いんだろう?



なんて時代になるのは、とんでも無い!
毎日毎日世界中の武漢肺炎の感染者の数がニュースになり、死亡者の数に戦々恐々とする日々が続いている。
こうした時間が長引くほど、今までの人同士の付き合いが変わって行って、もう元には戻らないような恐怖を感じる。
「こう言う病気は世界を一変させる」なんて言葉は、本当かもしれない。

と言う世界の状況とは別に、奥さんの病気を中心にうちにはうちの戦いが続いている。
ともかく感染の恐れがある場所は避けて、手洗い・うがい・消毒の励行。
それはうちの奥さんが「副作用」として免疫力が大きく低下する治療が始まったばかりで、あと半年はその状態が続く(まだ全8クール中2クールが終わっただけ)からであり、もし肺炎に感染すれば間違いなく重症化するためだ。

秋には再びゴルフが出来るくらいに回復することを目標に、今は治療に集中し体に余計な負担をかけないように全てに気をつけている。
買い物は俺と娘が分担し、外に出るのは人がいない時間と場所での僅かな距離の散歩くらいで、後はひたすら家の中で静養し栄養をとるように心掛けている。

それでも、明日は俺の市立病院での循環器の定期検査があり、金曜にはうちの奥さんの検診もある。
これらの病院では、特に待合室での感染が怖いので、他人との距離に注意し、消毒をマメにして、うちの奥さん用には姪っ子のプレゼントしてくれたやや高級なマスクをつけさせ...特にうちの奥さんの検診の際には、俺が待合室で待ち、順番待ちの時間は車の中にいてもらう。


それでなくとも大変な病気なのに、その上にこの肺炎騒ぎは頭が痛い...(その上、最近になってだんだん感染者の居住区域が近づいて来て、緊張感が高まっている。)




本当に、今はゴルフどころの話じゃない。

昔々、世界では春になると一斉に丸いボールを使った遊びが始まったもんだった...

小さいボールを使って、14本の棒切れでちっぽけな穴に入れて遊ぶ「ごるふ」ってやつは、その頃世界一繁栄していると言われた「あめりか」と言う大きな国で、会場中花で一杯に飾った「名人大会」って名前の祭りが開かれていたんだと。
そこじゃあ世界中から「名人」と言われた人が集まって来て、死ぬまで遊んで暮らせるほどの優勝賞金を奪い合っていたらしい...
当時はこの国でも、その大会が終わるとみんな野山に出かけて行って、この遊びの真似をして一日中遊ぶってのが流行っていたんだと。

もう少し大きなボールで敵味方に分かれて打ち合うって「やきう」って遊びも、ちょうどこの頃にシーズンが始まってな。
「ごるふ」ってやつは一人一人が戦うもんだったけど、こっちは9人だか10人だかの大人数で勝った負けたと大騒ぎして...あっちは静かに見てるもんだったが、こっちはビール片手に大騒ぎしてな、いかにも明るい春が来た祭りだってのを実感することが出来たんだってよ。

そんな時代は、いつの頃終わってしまったのかねえ...
あの肺炎騒ぎで大勢が亡くなってから、今じゃ祭りなんかでたくさんの人が集まるなんて事は、すっかり無くなっちまったからなあ。
みんな、今は何をやっているかって?
付き合いをどうしてるって?

ああ、みんなそれぞれの部屋でテレビゲームをやってるよ...他の人とはそのゲームの中で会えるから、別に寂しくないんだけどね。
そういえば、他の人とは画面を通して会っているけど、実際に会った事って...もう何年無いんだろう?

 

なんて時代になるのは、とんでも無い!
毎日毎日世界中の武漢肺炎の感染者の数がニュースになり、死亡者の数に戦々恐々とする日々が続いている。
こうした時間が長引くほど、今までの人同士の付き合いが変わって行って、もう元には戻らないような恐怖を感じる。
「こう言う病気は世界を一変させる」なんて言葉は、本当かもしれない。

と言う世界の状況とは別に、奥さんの病気を中心にうちにはうちの戦いが続いている。
ともかく感染の恐れがある場所は避けて、手洗い・うがい・消毒の励行。
それはうちの奥さんが「副作用」として免疫力が大きく低下する治療が始まったばかりで、あと半年はその状態が続く(まだ全8クール中2クールが終わっただけ)からであり、もし肺炎に感染すれば間違いなく重症化するためだ。

秋には再びゴルフが出来るくらいに回復することを目標に、今は治療に集中し体に余計な負担をかけないように全てに気をつけている。
買い物は俺と娘が分担し、外に出るのは人がいない時間と場所での僅かな距離の散歩くらいで、後はひたすら家の中で静養し栄養をとるように心掛けている。

それでも、明日は俺の市立病院での循環器の定期検査があり、金曜にはうちの奥さんの検診もある。
これらの病院では、特に待合室での感染が怖いので、他人との距離に注意し、消毒をマメにして、うちの奥さん用には姪っ子のプレゼントしてくれたやや高級なマスクをつけさせ...特にうちの奥さんの検診の際には、俺が待合室で待ち、順番待ちの時間は車の中にいてもらう。


それでなくとも大変な病気なのに、その上にこの肺炎騒ぎは頭が痛い...(その上、最近になってだんだん感染者の居住区域が近づいて来て、緊張感が高まっている。)

 


本当に、今はゴルフどころの話じゃない。