ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

「春の遊びの楽しさ」語らん...て歌があったね

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「冬」になったってんで、俺にとっちゃゴルフはお休み。
仕事がらみとか美味しい話でもなけりゃあ、自分から寒さに凍えるゴルフなんてする気にはならない。
(若い頃は雪が降ってたってゴルフに出かけたんだから、これが「年取った」ってことなんだろうね。)
でも、それはしょうがない...俺は満70歳だ(信じてないけど)。
...俺がゴルフを始めた30代の半ばの頃、どこかのゴルフ場で一緒になった70歳の「老人」が元気一杯のゴルフをしているのに感心して、「ああ、70歳でゴルフをしているなんて、きっと彼は幸せな人生を送ってきた成功者なんだろうな」なんて思ったのをはっきりと覚えている。
だって、それは「それほどジジーになってもゴルフをやれるほど」健康であり、余裕があるって事だからね。
もちろん、その時は「俺には絶対に無理だろうな」って思っていたっけ。

それから、自慢じゃないが...紆余曲折・波乱万丈・谷あり谷あり・飛んだり跳ねたり転んだり・行き当たりばったり・Uターン禁止の人生を走りっぱなしでやって来て、気が付いてみれば...俺は、今年は満70才でゴルフをしようという訳だ。

(本当かよ。)

今現在のゴルフ予定なんて全く無いものの、集めたヒッコリークラブや糸巻きボールを見ていたら、不意に昔童謡で聞いた「ともしび近く 衣縫う母は 春の遊びの楽しさ語らん...」なんて一節が頭に浮かんで来た。

そうだ、ゴルフは俺にとっては「春の遊び」なんだよな。
暖かくなったら、また古いヒッコリークラブで、古い糸巻きボールを使って、基本ボギーペースのゴルフを楽しむ。
昨年も天候のために止むを得ず(ヒッコリークラブを壊さないために)何回か現代クラブを使ったが...飛距離の面での爽快感は確かに感じるものの、ゴルフ全体としては俺はやはりヒッコリーゴルフの方が楽しいと、深く思った。

で、その春の遊びの道具の話だ。
まずボール。
集めた20ダースあまりの糸巻きボールの、ラージサイズとスモールサイズは半々くらいだが...去年まではプライベートはスモールボール、コンペではラージボールと使い分けた。
しかし、結果を見るとスコアはほとんど変わらなかった...ならば、クラブへのショックとか寿命への影響を考えるとスモールボールの方が安心して使える。
性能的にはサーリンカバーのボールの方が耐久性があり、性能もそれほど落ちていないようだ。
感触は、やはりバラタカバーの方が柔らかいが、サーリンカバーも「硬い」と感じるほどでは無い。
糸巻きボール最高峰だったロイヤルマクスフライも、パーシモン時代に感じた飛距離の伸びも、一番の売りだったスピンもバラタの劣化とともに性能劣化が酷いようで、サーリンカバーのマクスフライより全ての面で「鈍く劣っている」感じが強い。
(まあ、この辺は今までの保存状態によって個別の劣化程度が酷く違うんだろうけど)
あまり人気は無いが、100年ものの古いウッドにはなぜかブリジストンのADレクスター(スモール)が一番打感が良く感じて、飛距離もそれほど落ちないように感じる。
現代ボールは流石に「重さ」を強く感じて、軽く打ってもシャフトが「ミシリ」と音がするような気がして、心臓に悪い。
去年折ったヒッコリークラブはラージボール使用時の2本だけだったが、糸巻きスモールボールだけ使うならまず折れる心配は無いと思う。
なので、今年はコンペでも(一応許可をもらって)なるべく糸巻きスモールボールを使うようにしたい。
それなら、多少強打してもヒッコリーゴルフを楽しめるし。

こやって「春になったらこんなゴルフで」...なんて思うのが「春の遊びの楽しさ語らん」なんだろうね。


と、その前に2月から始まりそうな「花粉症」対策を今から真剣に考えねば...
一発くしゃみが来るまで、つい忘れてしまうんだよなあ。