ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

日本の四季が変わって行くなあ...

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応援してたけど、南アフリカが本気になった時の強さがよくわかったなあ。

「最も番狂わせの少ないスポーツ」と言われているのがよく分かる...前回勝ったことが「最大のジャイアントキリング」と世界中で言われたのが、本当の意味で理解できた。

ラグビー、日本はよく戦ったけど...とても勝てる要素が見出せなかった。

 

なんとかウチの方では切り抜けることが出来た台風だけど、まさか長野や東北であんな被害が出るとは全く想像していなかった。

台風15号で千葉での「風の被害」が知れ渡ったけれど、本当にヤバいのは20号のような「水の被害」だった。

この前の矢板の先でのゴルフの帰り、那珂川沿いの被害を目の当たりにして「え?こんなところまで!」という水の恐ろしさを改めて思い知った。

我が家のある地方がもともと水害の多い所であるため、これからどう対応すれば良いか...やることが色々ありそうだ。

 

日本の四季というのは「春夏秋冬」...夏は暑く冬は寒いが、その間の春と秋は過ごしやすく美しい季節のはずだった。

それが最近は、寒い季節がやっと終わった「春」が「花粉」でずっと苦しむ季節になった。

桜の花を見、咲き誇る花や燃え上がる新緑を楽しむ為に自然の中に飛び出す季節だったのに、今やマスクをつけて薬を飲んでなるべく外出して花粉に触れないように隠れて過ごす季節になっちまった。

 

そして、歳をとるごとに苦痛になる「ギラギラした暑さの夏」が終わって、やっと涼しい風が吹き始め、冷房をつけなくても気持ち良く過ごせるはずの秋。

...天高く晴れ上がり、稲や果実が実り、紅葉を楽しみに自然の中に出かけようかという季節に、日本のすぐ近くで大型で強烈な台風が続けて発生する様になって来た。

それも何十年、あるいは百年に一度という台風がほぼ毎年やってくるように、だ。

 

地球温暖化」というのは、真実なのかデマなのか...両方の意見を読み比べてみてもはっきりわからない部分が多いが(自分にとって)、この日本の四季の変化の原因はこの論に思い当たる部分が多いように思う。

ただ問題は、そうしたことが真実であったとしても、世界の流れが破滅に向かっているのを直ちには止められない事...具体的に言えば、グローバリズムという宗教やネットやその他の連絡手段の発展によって、「金銭的に豊かになりたい」というのが、世界人類共通の夢となってしまったのだ。

そして、それまで世界中の各民族・各地域にあった「ローカルなそれぞれの幸福」は、古い考えとしてことごとく否定されてしまった。

 

こうした今の人類の追求している「成功願望」の行動に対して、地球温暖化防止には真反対の行動が必要なのだが...まず不可能だろう。

つまり、我々はこれからの時間を、取り敢えず襲いかかる「極端な暑さ」や「極端な寒さ」や「極端な雨」や「極端な乾燥」に対して、耐えて凌いで行くしか方法が無いという事だ。

 

この流れが変わる事があるんだろうか?

 

 

「コンピューターやネットの普及は、人を便利にはするけれど、絶対に幸せにはしない」といった先人の言葉が、今更ながら重く降りかかる。