ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

今日は七夕だったけ

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気がつけば今日はもう7月7日の「七夕」なんだなあ。
七夕だからって、もうしばらく何にもしてないけどね。

サッカーの期待してなかった熱狂ももう冷めた。
「まさかベルギーに!?」って言う深夜の2点先取の熱狂も、心の中では「後半すぐの時間じゃ早すぎる」ってすぐに思って...みんなも感じていたんだろ?
死に物狂いになった強豪に、40分以上耐えるなんて絶対に無理だって...
「やっぱり」なんて見せられるのは、悲しい話だ。
でも、全く期待されてなかった選手の意地は十分見せたよな。

「やっぱり」の梅雨末期の大雨被害...本当に毎回「史上初めて」の被害が出続けるなんて、日本の四季が変わりつつあるんだなあ...もう「四季」じゃなくて「二季」とその変動期って感じだ。
これから夏で雨は欲しいけど、どうか、どうか、お手柔らかに。

その間にあのオーム事件犯人の死刑。
あの教祖以外は、世が世であればきっと善人として幸せな生涯を全うできた人々だろうに...何故にあれほどまでに一人の男に傾倒してしまえるんだろうか?
ひとつの思想、ひとつの宗教に狂ってしまう人に、「それがなければ善人」という評判の人が多いのは何故なんだ?

俺のような、色と欲と諸々の煩悩に迷いっぱなしの意志薄弱俗物には、到底理解できやしない。
ひとつの物事には、必ず「そうじゃないんじゃない?」とか「ひょっとしたら?」なんて疑いを持つことは無いのかな?
綺麗なバラには棘がある、光の裏には影がある、って当たり前のことじゃない?
その裏側をよくよく透かして見ようとすると、全く違う意見や姿が見えて来ると思うんだけど。


例えば長崎の世界遺産
あれは迫害されたキリシタンには、歴史の残した困難と苦労の歴史なんだけど...迫害したと言われる側には、その理由があるんだと。
つまり、「イエズス会を尖兵として送り込んで住民を洗脳し、アジアの国々を植民地と化して来たヨーロッパの国々」の、侵略の切っ掛けを阻んで日本の植民地化を阻んだ、という見方。
そいう見方で見ると、あの世界遺産は「ヨーロッパの日本侵略の失敗の遺産」となってしまうとか...

頭の悪い俺には「何が真実なのか」なんてとても分からない事だけど、少なくともニュースに世に出る事柄をすぐに何でも信じてしまうなんて言う、思考停止流されバカにはなりたくない。

まあそう考えてみると、俺たちは素直じゃない捻くれ偏屈ジジーとして、世間に嫌われながら生きていくのが世の中にも一番良いのかも。

「ジジージーと貶すんじゃねえよ、これはお前の来る道だ」って、若い奴らに盾突きながらね。