ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

おみくじ

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昨夜、うちの奥さんの実家への年始参りの帰りに、東伏見稲荷に初詣に行った。
此処は東日本の稲荷の総本山とかで東日本の色々な所の稲荷の支社みたいのが裏側に沢山あり、稲荷好きの娘達が毎年此処での初詣を好んでいる。

そして参拝の終わりに今年一年を占うための「おみくじ」を引く。
例年娘達のおみくじの結果が大笑いのタネになっていたんだけど、今回は私が変なのを引いてしまった。
曰く「凶後吉」...なんじゃそれ?
まあ、最後は信心があれば吉になるとか言うのだが、元々信心なんか無い自分には正に「凶」のクジ!
内容を読んでみると、運勢は下降して行き、仕事は上手く行かず、ギャンブルは負け、待ち人は来ず、病気に注意し...とかなんとかで、でも、信心があれば何とかなるとか。
ちょっと最近記憶に無い、悪い「おみくじ」だ。

....ま、「大吉」だからといってそれほど良い事があった記憶は無いんだから、「凶」だからといって悪いことが起きる訳も無いだろう...なんて思ったって、なんだか新年早々気分が悪い。
「よ~し、引き直しだ!」と、今日は近所の大きな神社に向かったが、あいにくまだ参拝客で大混雑で車が渋滞して神社に近づけない。
なら、ちょっと離れた景色の良い「第六天神社」に行ってみるか、と車を回して参拝...気合いを入れておみくじを引き直したが...今度は「吉」。
やっぱり運勢は下降気味で、前半は大変らしい。
ただ、病気は治るし旅も良いのだが、ギャンブル・訴訟事はダメだし、「待ち人は来ても喜ばず」って一体なんだ(笑)?

いやいや、普通に微妙な運勢だ。
ともかく前半は色々とトラブルが起こりそうだと言うおみくじが重なったので、これはやっぱり今年前半は大人しく力を溜め込んで隠れているべきだな。

どうせおみくじなんて2月になればすっかり忘れているものなんだけど、スタートする時の気分の問題だよなあ。


確かにオレはボロ舟だけど、何処まで行けるかなんて出航前に自分で決めるなんてしたく無い。
何処までしか行けないなんて、始めっから諦めるなんてとんでもない。
オレはこのボロ舟を、沈み切るまで漕ぎ続けるさ。

...今度は、「凶」が多いって評判の、浅草の浅草寺で引き直してみよう。


そこでも凶が出たら、今年一杯大人しくしていよう。

ああ、そうさ。
おみくじなんて、何回だって引き直してみるさ。
どうせ信じちゃいないんだから。