ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

問題は...

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性格かな。

小学校から高校まで、「ただ走る」のが嫌いだった。
小学校では障害物競走で学校一速いヤツと同着だったけど、徒競争ではブッチギリで負けた。
中学校では110mハードルと100mが同じタイムだった。
高校では障害物競走は軽く一番だったが、ただの100mではビリに近かった。
体育の教師には「こんな事は無い!」「おかしいじゃないか」「ちゃんと本気で走らんか!」と怒られたが...正直、ただ走っているだけのは途中で飽きてしまうのだ。
最後迄走り切るどころか、自分が何をやっているのか疑問になって来る(笑)。
(これは二人の娘にも受け継がれてしまって、障害物競走は二人とも一着なのに徒競争では...先生に「真面目に走れ!」とか怒られた事まで一緒とは(笑))

ゴルフも...同じような気がする。
わりと前半はまともにやっているのに、後半になると余計な事をやらずにはいられなくなる。
不意に頭に浮かぶのだ...「これをこうやったら面白いかもしれない」「これでこうなら今度はこうやってみよう」とか。
飽きっぽいのか浮気者なのか集中力に欠けるのか...(俗物って事だけは確か)。
まあ、そんな事はまずスコアにはならない...どころか大叩きして崩す原因になるんだが、昔々のゴルフ創成期のゴルファー達も、ラフの生い茂った原野でボールを打つ時にやっぱりこんなアイデアが閃いて、ニヤッと笑いながらボールを引っ叩いたに違いない...なんて思えるのはオレだけか?
それに、偶々思いついた事は大体は失敗するんだが、時には自分でも驚くくらい超上手く行く事もあるからたまらない。
つまり、決して「捨てている」訳じゃない...ただ後半に遊んでしまう事が多くてスコアが崩れてしまうのは事実。
「真面目にやれ?」といわれる事はしょっちゅうだけど、本人は至って大真面目。

だって、オレには本気の「遊び」なんだもの。

これは修行でも我慢比べでも金儲けでも、成り上がりの為の蹴落とし競争でもなんでもない。
ライバルと勝負してギャフンと言わせる格闘技か、この荒野の旅を更に興奮させる挑戦の物語の主人公の楽しみか、なんだから。


...ただ、それでは今やっているハーフスイング(自分にとっての)ショットは完全に身に付かない。
「もう少し辛抱して(自分流)スイング改造を完成させるべきだな」と、今は謙虚に反省中。

今年も残りはあと1ラウンド、なんとかハーフスイングをものにしたい。
...まだ、来年の予定は全く無い。