ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

雨に打たれても...

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なんてどこかで聞いた事のあるフレーズだけど...

この冷たい雨風の中、ゴルフをしている人は多いんだろうなあ。
朝から気温は全く上がらず、2~3日前には1ミリという予報だった雨は2~3ミリの本降りの雨になり、風も結構強く吹く天気になってしまった。
昨日から降り続いた雨はすっかり地面に染み込んで、芝もしっかりと水を含み、ボールは少しのランも無く、下手すれば地面に突き刺さってロストになったり、普通でも土に汚れているだろう。
グリップは冷たい雨に濡れて滑り、グローブも全天候型じゃない限り1ホールしか使えないし、カートの席だって濡れてビショビショになっているだろう。

冷たい風に体温を奪われ、手はかじかんでしまってボールを掴む事も難しくなり、身体は冷えて普段のスイングはし難くなり無理をすれば故障を引き起こす。
グリーンは濡れて転がらなくなり、スコアを気にしていれば気持ちは落ち込むばかりだし、完全装備の雨具を着たって快適なゴルフにはほど遠い。

こんなゴルフは「試合」でもない限り遠慮したい。
その「試合」なんてものに出なくなった自分は、楽しい仲間とのお付き合いの約束以外は「雨の日はゴルフはお休み」。
風だけなら台風だっていいけれど、雨のゴルフはやりたくない。

まあ、そんな贅沢を言っている自分は「ゴルファーの風上にも置けない奴」なんだけど、風下でも論外でもともかく雨の日のゴルフはやりたくない。

だって、もう18番ホールをプレーしている俺の人生に、残りのゴルフ時間は限られている。
今の俺は、いい天気を選んで旅を楽しむ不良変態ゴルファーだって自覚しているんだから...こんな雨の日は、熱い珈琲を飲みながらパーシモンのウッドを触ったり、糸巻きボールを眺めたり。ヒッコリーシャフトの感触を楽しんだり...今度の晴れた日のゴルフには一体なにをして楽しもうか、なんて妄想に耽るだけでいい。