ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ホームで誕生月記念兼MOIマッチング試打ラウンド

イメージ 1

イメージ 2

ホームでのラウンドなんだけど、今回は多分これが最後の機会かと思う関東低山紅葉見物も大事な要素なので「旅ゴルフ」に入れておく。
天気が絶対によい日を選んで直前に予約して、低山紅葉とMOIマッチングしたアイアンの試打をするのが一番の目的。
この誕生月記念ラウンドというのは、以前からのホームでのサービスで誕生月とその次の月に本人無料・同伴者メンバーフィーでラウンド出来ると言うもの...ワインとかケーキのサービスもある。
以前はメンバーフィーだからと言うと付き合ってくれた人々も、平日のメンバーフィーとビジターフィーの差がごく僅かになってしまった今の時代には、都内から100キロはあるというこのホームコースに来てくれる人はいない...そこで今回はずっと前からこのコースでの付き合いのある、キャンピングカー生活の先輩・同じハンデ・同じ年のK氏ご夫妻と一緒のラウンドとなった。
昔の飛ばし屋も今は華麗なスインガーとなったK氏を見ると、今でも「オンドリャー!」ショットの私は彼に見習ってスインガー転向を考えなきゃなあ、なんてしみじみ思う...腰が痛い今ならなおさらだ。

前夜、離れたところに停まっているK氏のキャンピングカーを確認してからの何時もの一人宴会の後、朝目が覚めると...雲一つない快晴!
当然冷え込んでいて、コースに着いた時にはコースは一面の霜で真っ白。
しかし、すぐに太陽の光で白く煙りながら消えて行く...周囲の低山を見渡すと低山紅葉には間に合ったみたいだが、今年の紅葉は暑さが長く続かずに早くから涼しくなってしまった影響で、全体に色がくすみ紅葉というよりは枯れかかっているだけの印象が強い。
それでも晴れ渡った青空と強い日差しのおかげでそれなりの低山紅葉が楽しめた。
2枚目の写真のホールの風景...普通はこのグリーンを囲む木々達はもっと明るい赤の色で紅葉するのだけれど、今年は茶色になっていて、グリーンに立った時に周囲が燃え上がる様な何時もの秋の雰囲気にはならなかった。
気温は、朝のうちこそ冷え込んだけれどすぐに暖まり出して、K氏なんかは半袖でプレーするほど(K氏は真冬でも半袖になる事で有名な男だったっけ)...私は長袖シャツで丁度良かったけど。
4人のプレーは笑いっ放しの楽しいプレーでありました(夫婦喧嘩に亭主の悪口、亭主の足を引っ張る奥方の一言、言葉で負ける亭主の悲しみ(笑)...等々)。

自分のゴルフは、前回11個ボールを無くした問題のティーショットも、腰に力を入れずに八分目ショットくらいなら大丈夫...一度フルショットをしようとしたらスイングの切り返しで腰が「ピリッ!」と来たので、それ以降はフルショット禁止でプレー。

そして、MOIマッチングしたアイアンの試打結果は....
3~5番のアイアンは、成功率が上がっている...ミスヒットした時の飛距離の差が小さくすんでいるし、上手く八分目ショットで振り切った時にはいい結果がでた。
例えば194ヤードのやや打ち下しのショート...以前なら3アイアンで軽くか4番でしっかりと考えていて、どちらにしても良い結果が出る事は少なくパーなら御の字、酷い時には右にOB、左に引っ掛けてダボ、なんてのがよくあった。
この日は短く持った3番で7番の様に八分ショットで振り切る....上手く7番と同じ様に振れて、ワンピン左についてバーディーとなった。
これがこの日一番の成功例。

ショートアイアンは以前とあまり結果が変わらない...これは考えてみれば当然だった。
だって、MOIマッチングというのは振りやすいと思う番手...つまり私の場合は7番に合わせたという事で、その7番は以前と何も変わってないんだから...MOIマッチングは3番4番も8番9番も(私の場合は)7番と同じ様に振れるようになったという事で、決して「全てのアイアンが易しく打てるようなった」という魔法ではないってこと。
7番がちゃんと打てないんだったら、他の番手も7番と同じくらいの成功率にしかならない。
MOIマッチングは魔法の技術ではなく、「あんたが好きなアイアンを上手くなれば、他のアイアンも(同じ様に)上手く打てる様になるよ」という方法なのだ。
少なくとも、自分で好きなアイアンを充分扱えるようなるだけの努力と練習は必要だという事...MOIマッチングさえやっておけば、自動的にアイアンが上手くなるなんてモノでは決して無い。

あと、自分で気をつけなければいけないのは、どうしても3番アイアンを持つと(頭の中では7番と同じに振れば良いと判っているし、実際に7番と同じ振り心地なのに)勝手に腕や身体に力が入ってしまって以前と同じ様に「振り過ぎてしまう」事。
私自身、今回はつい振り過ぎてミスをする事が多くて、やっと7番と同じ様に触れたのが先程書いた18ホール目のショートホールの194ヤードだった。
自分じゃあまりに軽く振れてショートかと思ったけれど...しっかりと結果がでた。

多分、これからもまだ3番を7番と同じ様に振るのには慣れが必要だろう...たとえ練習場では出来ても、コースでの3番の距離の風景は、自分に「もっと力がいるんじゃない?」という誘惑を出し続けるはずだし(笑)。

逆に短いアイアンは、軽く「当てるだけ」になってショートのミスがあった...どれも振り切らなければ、距離の差が出ないのに自分でアイアンが「易しくなったから軽く打って大丈夫」なんて思い込んで「手抜きスイングになった」ため。

とりあえずは春までに、そんな誘惑を振り切って「7番の様に3番もピッチングも振る」事に慣れたいと思う。
今、このマッチングに確かな手応えを感じている。