ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

しょうもなくてしょうがない

イメージ 1

てか...こうやって描いてみると、もう4~50万キロ走った廃車寸前の車のようだなあ(笑)。

若い頃はあれほど自由に動けると感じていた身体が、まるで油が切れた機械の様にスムーズさを失って、ギクシャクとぎこちない動きしか出来なくなっている。
おまけにうっかり怪我までして、その上にボケや老眼が重なって、気持ちだけは若いつもりの自分が「なんてこった」って、途方に暮れているって感じかな...その割に自省も反省もしてないけど。

知り合いに、バンカーから出た時にクラブで靴底の砂を叩いて落とそうとして、思い切り自分のスネを叩いてスネの骨にヒビが入ったとか言う方が居られたが...そんな人を笑えない様な事ばかり仕出かす最近。

つい先日のゴルフの際は、スタート前にキャディーバッグからボールを出そうとして、チャックの金具に左手の人差し指が引っかかって爪の先が割れて剥がれてしまった...慌てて洗面所に行って血を止めてから絆創膏でぐるぐる巻にしてプレーをしたし。
その前は家で振り返り様に頭を扉の上の部分に当てて、出血&打撲で痛い思いをしたし(頭の飾りが少なくなってからは、頭に傷がたくさん増えた)、うっかり腰を捻ったりすればギックリ腰が待っている(若いつもりの瞬速反応は厳禁)。

この前の漫画家コンペなんかじゃ、ちょっと会話が始まるとお互いの病気自慢.故障自慢ばっかりで...血圧・中性脂肪・尿酸値・糖尿・不整脈・肝臓・歯槽膿漏に腰痛・膝痛・肘痛に白内障・老眼・乱視に前立腺...笑ってしまう程いろんな病気が故障が出て来る出て来る。

まあ、そんなポンコツになったって、騙し騙しでもゴルフが出来るなら幸せなんだろう。
ボケて記憶力が悪いのは何回行ってもコースは何時でも新鮮てことだし、老眼でグリーンが読めないのだってパットが何時でもスリリングってことだし、あちこち痛くて思う様なスイングが出来ないんだって何時も新しいスイングを試せるってことだし。
痛いから諦める事よりも、痛いからいろいろ対策を考える方が面白い。
ゴルフって奴は、そんなハンデがあったっていろんな技術や攻め方や考え方でなんとか出来るから奥が深い。

なんとか出来なかったら、それを口実にイジけてグレても、それならそれなりの狡っこいゴルフを楽しもう...他人に迷惑をかけない不良ゴルファーには、不良ゴルフなりの面白さがあるんだからね...経験者談(笑)。

さあ、自分は腰痛に膝痛を仲間にして、今度のゴルフはなにをやって楽しもう。
勿論飛距離、そしてバーディーは狙ってみよう(今でも本音は全ホールバーディー奪取ね)...そしてトータルスコアは抜きにして、スーパーリカバリーとスーパーアプローチ、天気が良ければパーシモンに糸巻きボールにヒッコリーでの曲げ曲げゴルフ、そんな変態ゴルフも面白い。

と、その前にドジ踏んで新しい怪我や故障を増やさない様に、気をつけなくちゃな。