ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2014年全米オープン3日目

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サッカー負けちゃったねえ。
これで、このあとの日本の試合は見なくても良くなっちゃった(録画では見るかも知れないけど)。
で、明日一日は全米オープンを楽しむとしよう。

3日目。
みんなスコアを崩す中で、3アンダーでまわったのがR・ファウラー。
最終日は最終組となってカイマーとまわることになったけど、最終組というのが良かったか悪かったか...
彼もメジャーに勝ったりすると大化けするかも知れない魅力があるが、ショットが安定していてアプローチも上手いカイマーが大崩れする可能性は低い。

D・ジョンソンはいつも最終日に崩れてしまうが、今年は婚約者のモデルで女優とかいう気の強そうな派手目の女性が応援していて、崩れそうになると気合いを入れているので案外やるかも知れない....それにしたってカイマーが崩れたら、の話だが。

見ていて面白いのはジンバブエデ・ヨング
公称182センチ104キロだが絶対にウソ...体重130~140キロはある!
その見事な巨大な腹を邪魔にもせずに、奇麗なショットを打つ。
彼を見ていると二つのことが頭に浮かぶ。
まず、そんな巨大な腹でも(予選落ちはしたけれど)A・カブレラみたいに首がなくても、ゴルフスイングには全く影響がないってこと。
そして、ゴルフはいくらやっても絶対に痩せない、ということ。

つまり、何もアスリート体型になろうとダイエットしたり、筋肉質の身体になろうとしなくてもゴルフスイングは出来るし、上手くもなれる。
世の中には、むしろダイエットしたり体質を変えようとしてゴルフ上達に失敗したゴルファーの方が多いほど。
例えば、プロでもD・デュバルや丸山茂樹のようにトレーニングしたりダイエットしたりして体質改造した結果、本来のスイングを壊してしまい、とうとう全盛期の様な輝きを永遠に失ってしまったゴルファーもいる程だ。

そして、プロゴルファーってのは我々と違って毎日桁外れのボールを打っている。
それは腰の捻転運動が主体な身体の動きだけど、そういう腰の捻りは世間では腹周りを細くする運動として知られているの。
だから、毎日それだけ腰の運動をしていれば腰回りは細くなりそうなもの。
なのに、プロスポーツの中で現役選手に「デブ」が多いのは、相撲の次にゴルフだろう。
....ゴルフはいくらやっても痩せないのだ。
痩せたかったら、他の運動をした方がいい(笑)。

さて、明日の最終日。
風が吹いてグリーンがパンパンに硬くなったら、誰が勝つかは運任せ。
パターが一番入ったものが勝つ。
話題的には、ミケルソンならグランドスラム達成、ジョンソンならやっと因縁のメジャーを初優勝、スピーシーやファウラーなら次世代のエースの誕生...そのくらいかなあ。
全米オープンというのは、以前はこれだけに強いという地味な選手がよく勝っていたから、全く無名な選手が勝つ可能性もあるけどね。