ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

腰の具合がどうなるのかだなあ

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最近痛めた左手首は、ほぼ回復してスイングに影響は出ないようになった。
ただ、その為に左グリップをウィークにしてパームで握っていたので、ちょっとスイングが狂っている。
この狂いはもとの様に左手のグリップをややストロングにしてフィンガーで握ることに慣れれば修正出来ると思っている。

問題は腰の調子だ。
ずっと痛みがある膝はそれなりに痛みに慣れて来て、特に急な坂や階段を上ったり、うっかり少し高い所からポンと飛び降りてしまったりしない限りゴルフを楽しむ事に影響ない。

腰は若い頃から何度も痛めた。
一番ひどかったのは競技に熱中していた24~5年前。
文字通りの「魔女の一撃」を食らった感じだった。
腰が抜けた様に力が入らなくなり、気持ちが悪くなる様な痛みが腰の奥から吹き出して来た。
なんとか日常生活を送り続ける事は出来たが、腰を強く締め付けるサポーターをしなければ歩く事も出来ない程だった。
当然ゴルフは全く出来ず、1年以上クラブを握れなかった。

この「ギックリ腰」というヤツは、10代の頃バレーボールやバドミントンをしている時に何回か起こした。
どちらも激しく身体を反らした時に来た...しかし、若かった為か痛みは強かったが治るのは速かった。

しかし、24~5年前の腰の痛みはずっと影響が残り、それ以来腰が全く痛まないという時は無くなった。
ちょっと長い時間立っていたり、ちょっと強い運動を続けるとしばらくの間腰が張った様な状態になり、重い痛みが残る。
それでもゴルフを続ける為に、それ以降は腰に負担のかからないスイングをイメージして、特に負担のかかるフィニッシュの体勢はとらず、ヘッドのスピードを流す様なスイングにした。
スイングプレーンもなるべくフラットにする様に意識して、トップはなるべく低くした。
そんなスイングでは以前の競技ゴルフの様にはプレー出来なくなったけど、たまに良いスコアも出るし、楽しむには十分だった。

それがこの数年、腰の痛みがひどくなった。
ともかく朝寝床から起きる時に、腰を前に曲げるのが大変だ。
息を吐きながら、痛みをこらえてゆっくりゆっくり腰を前に曲げる...この時に筋肉が緊張してふくらはぎや太ももがつったりするので気をつけなくちゃいけない。
ともかく起きて部屋着のズボンをはくのに大汗をかいてしまう。

原因の一つに太り過ぎや運動不足があると思うので、ダイエットと運動を心がけている。
そして、普通にイスに座って仕事をしていて、立ち上がる時にもひどい腰の痛みを毎回感じるので、最近はバランスボールに座って仕事をする様にしている。
バランスボールに座って仕事をすると、立ち上がる時にイスに座って居る時よりは腰の傷みはずっと少ない。

しかし、この前の漫画家コンペのラウンドで腰が痛くて前傾が保てなくなったのを自覚した。
意識は前傾を続けようと思っていても、ダウンで腰に力が入ると痛みを感じて腰が起きてしまう。
前傾が深くなるミドル・ショートアイアンが、悲しいくらいにフェースにちゃんと当たらない。
1wや3w、3Iでのショットはちゃんと打てるのに...

以前整形外科に行った時には、3~4時間待って結局治療には何の成果も無かった。
整体に行って治るものなら行ってみたいのだけど、腰に関してはよほどの名医でない限り整体でかえって悪化させたなんて事をよく聞くし...

今もバランスボールに座ってパソコンに向かっているが、腰の痛みが無くなる様な気配はない。

丁度季節も35度くらいの高温が続くと行ってるし、真夏のゴルフはしばらくお休みしようか。
少し腰が良くなったら、ナイターや高原ゴルフを考えて。

そういえば、もうすぐ全英オープンが始まる。
「夏の終わり」のゴルフの祭典だ。

あの荒涼とした英国の夏を見て、少し涼まろう。