ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

マッケンジー体操

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レントゲンではっきりとした今の自分の腰の状況を確認したあと、「それではどうするか」調べていた。
診断してもらった整形外科では、「今の状況を改善するには手術しか無いけど、大変な割には効果はそれほど期待出来ない」と言う事を聞いていたし、湿布薬や機械で伸ばすのもあまり効果はないみたいだし。

酷い時には、朝布団から起きるのに数十分かかって、座って服を着る事だけで激痛で汗びっしょりになっていた。
痛みには強い方だと自負していたが、服を着替えただけで貧血を起こしそうな程痛かった。
色々とストレッチをして痛みを和らげようとしていたけど、期待した程の効果はなかった。
ただ、一旦起きてしまうと主に前屈する姿勢の時に激痛が来るので、それだけ注意していれば生活は普通に出来る程度の痛みだった。
椅子に座って長時間仕事をしたあとは、立ち上がる時だけ痛むので注意していた。
これはバランスボールに座って仕事をすると、幾分軽くなった。

問題はゴルフのとき。
幸い横に回す・ひねるの動きには痛みはそれほど無く、クラブは振れた。
ただ、前傾の姿勢がきつい。
ちょっと前傾するだけで痛むので、どうしてもアドレスの前傾が保てない。
だから最近は、以前は殆ど無かったボールの頭を叩くチョロが増えた。

悩んでいた時に、ブログの読者の方から「マッケンジー体操は如何ですか?」とのコメントを頂いた。
早速ネットで調べて、試してみた。
やったのはイラストに描いた運動。
朝起きた時にまずこれをやる。
ポイントは普通の腕立て伏せの様に腹筋・背筋には力を入れず、腕の力だけで身体を起こす事。
そして腹を十分に落とす。
自分はこの姿勢のまま9回目・10回目に10秒以上静止して、それから腰を丸めてうずくまる。

これをやるようになってから、朝着替える時に痛みで汗びっしょりなんて事が無くなった。
勿論まだ痛みはあるが、以前よりずっと軽くなったのを実感している。
腰がもっと良くなる為には、これにプラスして体重を軽くする事と適度な運動が必要なんだけど、体操だけでも痛みが軽減するとは思っていなかった。
これのおかげでゴルフでの前傾姿勢も以前程痛まなくはなった。
ただ、動きの中ではやはり痛みを感じるので、片足を引いた超クローズドスタンスでなければスイングを続けるのは無理かと思われる。

しかし、恐るべし「マッケンジー体操」。
始めは効果をあまり信じてなかったけれど、やってみると「効いた!」
同じように腰痛で悩んでいる方は、だまされたと思って是非試して頂きたい。
詳しい方法は、ネットで色々と見つかる。

さあ、あとは...減量...かな。