ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

さよなら 2012年

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もう大晦日
いつも言っているのに、毎年毎年その思いが強くなる「あっという間」の一年だった。

一月は、水仙観光と初打ちを兼ねたゴルフから始まった。
二月は冬休み。
三月から、花粉症とともにゴルフシーズンとなった。
どうも春先の花粉症との戦いは、年々負け戦がひどくなるようで、シーズン到来の喜びも半減という所か。
マスターズが終わると本格的なゴルフシーズンだけど、最近はまだまだ花粉症から逃げ回っている感じだ。

やがていつの間にか花粉症がおさまる頃、楽しいゴルフシーズンが本格的になる訳だが...どうも腕は毎年落ちて行くばかり。
しかし、楽しみ方はいろいろと深くなって行き、回数の減少とスコアの悪化はゴルフの魅力を全然損なわない。
今年はそんな時期、最も不愉快な事があった。
親しげな表の付き合いと、裏でハンドルネームを変えて底意地の悪いコメントを入れてくるネットで知り合った人間との決別。
すぐに他人を信用してしまう自分には、ネットで知り合う付き合いは向いていないのか、と人間不信になりかけたが...

なんとその後に、ゴルフの神様は沢山の素晴らしい出会いを用意してくれていた。
スタイルも腕も様々ながら、フェアで真摯なゴルファーで、勿論ユーモアもたっぷりという共通した魅力を持った、ゴルフのブロガー達。
新しく、あるいは何度目かの出会いのなかで、ゴルフを楽しみ、酒を楽しみ、会話を楽しみ...次々にそうした機会が訪れた。
そのご一緒したラウンドは、どれも素晴らしく楽しいものだった。

いろいろな所でブロガーズコンペが行われて、それぞれに交際の範囲が広がっているようだけど、そのいずれもが私の世代には若すぎて参加を躊躇うもの。
しかし、ブログを通じて他のいろいろな機会に、こうした素晴らしいゴルファー達と知り合うチャンスがある事は本当に有り難い。
残り少ないゴルフ人生に、こういう刺激は多い方がいい。

更に、若い友人達との「300ヤード飛ばしっこ」も数回開いたが...これは、どうしても自分の飛距離の減少を嘆く事が多くなった。
当然、腰痛と膝通とめまいと太り過ぎと不整脈と運動不足と寝不足と...そんな事を言い訳にはしないけど(笑)。
でも、まだ白旗上げてないからな...いいドライバーさえあれば...か?

そして猛暑の夏に一休みしてから、秋のゴルフシーズンを楽しんだ。
なかに99回、100回と迎えた漫画家コンペが自分のゴルフ時間の軸となり、それに向けて久し振りに集中したが...
まあ、思った通りのならないのがゴルフの理。
それなりにショットの切れは戻ったけれど、「まあ、こんなものか」の残念でした。
そのかわり、25年来の古い同志との、25年前に戻ったようなお祭り騒ぎはそれは楽しいものだった。
結局スコアなんかに、大した意味は無かったって事だ。

ずっと若い人達との出会いとラウンド、古い友人との飲み会とラウンド。
人生と摘みなんて、こんなものがあればもう十分なのかもしれない。

さあ、悪い事は削除して、いい事のみメモリーしておいて、新しい時間を迎えるとしよう。

こんなものを読んでいて下さる方々、今年は本当にありがとうございました。