ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2012年の1番ホール

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2012年の日々の暮らしが、スタートした。

もう初打ちを済ませている人も多いだろう。

昨年のラウンドは丁度20ラウンドだった。
これが多いか少ないか...もっと行くつもりだったが、いろいろな事情で最近はずっとこのくらいのラウンド数になっている。
真冬と真夏は少なく、シーズン中はなるべく機会を見つけて...なのだが、最近は春先の花粉症も「行けない」大きな要因になっている。

さて、今年は。
最近のオープンコンペは、18ホールのものが少なくなり、9ホールでパーティー・表彰式無しというのが増えている。
ラウンドが終わったら、賞品貰ってさっさと帰りたいという人が増えているんだろう...コース側も表彰式やパーティー料理などの手間や金がかからず、楽でいいのだろう。
しかし、これでは折角知り合ったゴルファー達との会話も出来ず、オープンコンペの魅力が半減すると思うんだけど。
そんな傾向で、「オープンコンペで行った事が無い面白いコース」というのも数が少なくなって、先行きの楽しみは無くなりそうだ。

そして、ラウンドの楽しみだが...自己ベストのスコアを更新するために、ひたすら努力して精進を重ねるゴルファーはスコアを目的にするのもいいだろう。
ただ最近目につくのが、ハンデが10から7~8程度のゴルファーで、スコアにこだわり過ぎて醜いゴルフをする人が多い、という事。
この程度のハンデの人は、一般から見れば「上手い」かもしれないが、「上には上がある」事が頭から抜け落ちている。
やっとシングルになった程度の腕で、スコアにこだわり過ぎて、テレビで見た有名プロの悪いマナーの真似なんて、チンパンジー並みの脳みそしか無いという事を発表しているだけの事。
その程度の腕で、「自分は上手い」という思い上がりもみっともない。

スコアは自分の中だけで、遊びはみんなで楽しく...行きたいものだと思う。
その遊びは、スコアではなく「ボールを打って、そのボールが空を飛んで行く事」が原点。
目指す方向に飛んで行けば、万々歳。
違ったところに飛んで行けば、また楽しみが一つ増えたっていうだけのこと。
折角、広い自然の中で(自分一人だけではなく)パーティーで遊んでいるんだから....ちっぽけな穴に入れる事だけが目的では情けない。

やがては目的地に必ず着く旅なんだから、その道程をもっと楽しもう。
それは新幹線や飛行機ではなくて、各駅停車の鈍行や、古い古い蒸気機関車や、トロッコ列車の旅に似て...むしろそんな旅の方が、楽しみは深いものになると思う。

てな事で、昨年の終わりになって衝撃の出会いをした「ヒッコリークラブ」での鈍行列車旅。
今年のテーマになりそうだ。

まずはそのクラブを手に入れなくてはならないが...
その楽しみから、今年のゴルフを楽しもう。

さあ、1番ホールが待っている。