ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ホントはやりたくない「真冬のゴルフ考」...1

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いよいよ寒くなって来たなあ...
普通ならもうこの季節は、天気予報が最高気温10度を超えない限り冬眠状態のはずなんだけど。
漫画家コンペがあったりするおかげで、本気で冬ゴルフに対する備えをしなくてはいけなくなった。

今あるもので対応できるのは、衣服の関係。
下着はヒートなんちゃらという、2~3社の製品がある。
この最近の製品は本当に優秀で、気温10度になろうとする日などは汗をかなりかくくらい暖かい。
その上に丸首の厚手のゴルフシャツ、更に暖かいゴルフ用セーターを着る。
もし冷たい風が強ければ、更に防寒防風に効くベストを着ればほぼ大丈夫。
冷えきって頭が痛くなるような寒さのときは、耳まで隠せる毛糸の帽子をかぶる。
更に右手には手甲をして、電池式のカイロをポケットに入れて手を暖める。
更に下着の上から身体を温めるツボに「貼るカイロ」を貼ればいいだろう。

そしてゴルフの道具。
これは一日中氷が溶けないような季節には、自分のいつものゴルフに対するこだわりは捨てる。
こういう季節はなんてったって、「怪我をしない」事が一番だから。
こんな季節に無理をして、関節・筋肉を痛めたり、骨折や打撲などの怪我をすれば、このあとのゴルフシーズンにも影響が残り、下手すれば来年一年のゴルフをダメにしかねない。
更に心臓や脳の血管に悪い影響を受けるような事はしないに限る。

で、ドライバーはいつも使う奴よりシャフトが柔らかく、ヘッドが効いて、ロフトもあるものを使う。
これは何も新しいクラブを買う訳じゃなくて、ネットや中古ショップで古い安物(1万円以下)を買っておけばいい。
発売当時評判の良かったものだって、10年以上前のものなら数千円だ。
アイアンも、いつもは打感や球筋が気に入っているものを使っているとしても、真冬は怪我をしない事と身体が動かないスイングに適しているような、易しいキャビティーアイアンがいい。
どうせフェアウェイだってみんなライが悪いんだから、ソールは滑りやすく手にあまりショックがこないものがいい。
これも十年以上前の評判の良いキャビティーなら、2万円以下で買える。
ボールも同じ。
凍ったグリーンにスピンもへったくれもないから、安いディスタンス系のボールやロストボールで十分。
そして小物では、最近多くなった「置き型」のティーが便利。
凍ったティーグランドで、あのトンカチのようなもので穴をあけてティーを指す面倒がいらない。
ナビは、ハザードまでの距離が判るものが便利だと思うけど、老眼の自分には使い辛いし凍った硬いフェアウェイでは、ランの計算ができないのであまり必要ないかも。

あとは、意外と靴が難しい。
今普通に使われているスパイクレスや全天候型のソールと言われるものは、凍ったゴムや斜面の芝などで非常に滑りやすい。
冬場の凍った所で滑って転ぶ人は意外に多いし、結構大怪我になりやすいので要注意だ。
これは本当は昔のスパイクシューズがいいのだけれど、使用禁止になっている所が多いので、あまり斜面は歩かないようにするしかない。
変な所に言ったボールはさっさと捨てて、「アンプレヤブル」宣言をした方がいい場合が多い(そのためにも安いボールを使う)。

もちろん、ストレッチや柔軟体操はしっかりやって、スイングも今までのシーズンのスイングなんてしようとしないで大人しく振る事。
「ゴルフをやれる」事を楽しんで、スコアの事は忘れてしまえ、だ。

ただし、「ボールに触らない」という事は、夏冬関係ないことだけどね。