ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

記念ラウンド イン 東の宮cc

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こんなに不安を感じたラウンドはなかった。

道の駅で起きた時に、またあの激しいめまいに襲われる事はないのか。
1週間経っても、クラブを振ると一瞬「クラッ」と来てふらつくのに、ゴルフが出来るのか。
階段の上り下りでもまだふらつく違和感があるのに、18ラウンド楽しめるのか。
一応MRIの検査で異常がなかったとはいえ、1週間処方された薬を飲んでいてもまだふらつくような違和感は残っている。

最近は殆ど行っていない東の宮ccの「誕生日サービス券」を利用してのラウンド、ご一緒する(猫とゴルフのブログ)「ニャンゴル」の風太さんご夫妻に迷惑をかけないか...
身体の状態を心配した娘や奥さんの反対を押し切ってのラウンドだった。
だから余計に、18ラウンドを楽しめるゴルフを出来た事が嬉しかった。
(よし、まだもう少しゴルフを楽しめる。)

天気予報では、曇り時々晴れだが冷え込むとのことだった。
朝のうちは晴れていたが、スタート時間の8時過ぎには雲が広がってしまって、曇り空の下の寒いスタートになった。
...本当に寒かった。
まだ池が凍っているほどではないのに、深々と冷え込むような寒さ...まるで冷蔵庫の中でプレーしているみたいだった。

ゴルフ熱中時代の風太さんと、風太さん曰く「努力していないのに自分よりゴルフの才能がある」と言う奥さんは、歯切れの良いリズムでプレーをする。
特に奥さんは、下半身が全く動かないのに楽に肩が90度以上回ってしまうと言う脅威の身体の柔らかさと、そのくせダウンで緩まないでヘッドスピードを出せるバネがある。
そして、そのインパクトのタイミングが見事。
風太さんが「もったいない」というのはよく判る。
気合いを入れて集中して練習すれば、女性ながらハンデは一桁だって行けるだろう。
ご本人は「そういう気持ちはない」と言うけれど、その理由が「以前試合に出た時に成績が良くなかったし...」...その原因は、非常にシャイで注目されると自分のゴルフが出来なくなる事らしい。
確かに、スイングをビデオに撮ろうと言う時に、普段とは全然違うリズムになってしまった...しかし、これは慣れと気持ちの問題だと思うけど。
風太さんはスイング改造中とか...これは、だんだん良いショットが出て来ているので、何も問題ないだろう。

...と言うゴルフの最中に、うちの奥さんも含めて話題は自分のうちの猫(笑)。
なんでも、風太さん、奥さんより猫と話している時間の方が多いんだとか...
多分、この日の会話はゴルフの事より猫の話の方が倍くらい多かった(笑)。

午後になって、一層冷え込み、時にはパラパラと氷の粒まで降って来て...たま~にさして来る陽の光が、「わあ!」って声が出るほど暖かくって。
もう今年のゴルフシーズンは終わりだなあ。
あと付き合いが二つ三つあるけれど、スコアを気にするゴルフはやりたくないなあ。

でも本当に、ゴルフが18ホール出来た事、18ホール楽しめた事、それにこんなにホッとしたラウンドはなかった。
風太さんご夫妻、おつきあいありがとうございました。

さて、めまいをもう少し治して、自分はもう少しのゴルフを楽しむとしよう。