ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

8月15日雑感

イメージ 1

まだまだ夏は続く...暑い日々が続く8月の真ん中。
終戦記念日
お盆。
夏祭り。
子供たちの夏休み。

そろそろ海の季節が終わり、海の家や海のキャンプ場も営業を終える。
暑さは変わらずとも、あちこちに秋の気配が漂い始め、夏の終わりの寂しさを感じ始める。

私の母は、この日に生まれ、この日に亡くなった。
妹はガンに倒れ、2年前の8月の終わりにこの世を去った。
墓参りには、お盆の期間中の仕事が終わってから行くつもり。

そして、自分より年の若い有名人や知人の訃報を聞く事が多くなったこの数年。
誰にでも必ず「終わり」の来る人生、その終わり方を真剣に考えなければならない年になっている。
...自分には、夏はあと何回残っているのか。

先日のナイターゴルフで、ボールを打ちつつ野を歩くことの楽しさを再確認した。
ライトに浮かび上がった白いボールが、自分の望むように飛んで行き、ピンに絡むのを見た時の高揚感は、今は他のものでは得られないもの。
1ホール1ホールがその喜びへのトライであって、自分にはトータルスコアに意味はない。

オリンピックの裏でひっそりやっていた全米プロ。
アメリカの「プロ」のための試合...どうしてもこれが「メジャー」とは思えない。
これはやはり、アメリカの地方大会だろう。
マキロイがぶっちぎりで勝ったけど...実力はあるのは判っているけれど、時代を背負うスーパースターと期待した去年の全米オープンの時のオーラは感じない。
タイガーの落日と、やはりオーラの消えた石川のゴルフに魅力も感じず、ゴルフを「見る」気持ちは薄れて行くばかり。
...「見る」のはメジャーの三つ、「マスターズ」「全米オープン」「全英オープン」だけでいい。
ゴルフは「見る」より「自分でプレーして楽しむもの」...そういうことだ。

そしてオリンピック。
あまり競技は見なかったが、メダルを取った人達も、敗れて泣いた人たちも、ああ青春。
国を背負ったから、感動も口惜しさも人一倍なのか、国を背負わない方が実力を出せたのか。
勝てば国旗が揚るのだから、国を背負うのが大前提か。
その競技の多くは、自分の時代にはやっている人なんか見た事もない競技。
自分も、そんな競技をする事が出来たら出たかったなあ...なんて。

にしても、このオリンピックでは政治的なアピールをしてはいけないというのが基本原則なのに、平気でそれをやって、なおかつ「やって何が悪い」と、国民全体が思っている反日の国。
多分この国とは未来永劫、真に仲良くなる事はないんだろうな...残念な事だけど。

暑さにも慣れて(日射しの強さにはまだ慣れないが)、少しずつゴルフをする気力が戻って来た。
ここ最近の仕事の忙しさで腰の痛みが増しているが、また歩き始めれば軽減して行くと思う。
9月になればまた漫画家コンペもあり、100回記念大会にはスコアをまとめて行けるように、今年のゴルフの第2シーズンをスタートさせる。

...もう、赤とんぼが飛んでいる。