ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

いよいよ2012年のマスターズが始まる

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今日から(日本時間のテレビ放送は明日の早朝から)、いよいよ2012年のマスターズが始まる。
毎年書いていることだけど、ゴルフのシーズンというのはマスターズから始まり、全英オープンで終わるような気がする。

勿論、ゴルフは雪や嵐の時以外は1年通じて楽しめるものだけど、いわゆるハイシーズンはマスターズの4月から全英オープンの7月までという気がする。
(実際にプレーしやすいしコースも奇麗なのは、夏の終わりから冬の始まりの期間とも思うけど。)

そして今週のマスターズ。
オーガスタナショナルでのメジャー第1戦は、まさに「花のマスターズ」という形容詞がぴったり来る。
実際にはショービジネスの国アメリカの祭典らしく、花を間に合わすための仕掛けや、コースを奇麗に見せるための細工が完璧に施された「人工」の祭りでもあるのだが...

それでも花のマスターズ、見たい選手が勢揃いする。
1番は、テレビにあまり映らない歴代の優勝者達の姿。
その中では、今回石川と一緒の組になったフレッド・カプルスが、一応優勝争いに一番近いシニアではなかろうか。

そして、昨年三日目まで独走しながら最終日に大崩れしたローリー・マキロイ。
その後の全米オープンで歴史的独走優勝しながら、その後はパッとしない成績だった。
ただの強いゴルファーから、歴史を作るゴルファーになるためには、今年のマスターズで勝たなくてはダメだろう。
他にオーガスタでの活躍を見てみたいのは、アメリカのバッバ・ワトソンとスペインのアルバロ・キロス。
ただの飛ばし屋というだけではなく、小技の切れも併せ持つ二人が、ここで弾ければ一挙に世界のスーパースターになると思う...この二人、ひょっとすると時代を背負うかもしれない能力を感じるのだ。
他には、プレースタイルが好きなブラント・スネデカー、世界ランク1位でも「小物」の感覚が消えないルーク・ドナルド、かってホワイトタイガーと呼ばれたアダム・スコット

騒ぎまくり、メディアの記事の中心になるであろうタイガーや、唾はきまくるキーガン・ブラッドリーの姿は見たくない。

石川や松山は、予選を通れば合格だろう。
今年の組み合わせは、まわりやすいベテランゴルファーと一緒になったと思うが、彼等ベテランの底力を感じ取れれば将来に大きなプラスになると思う。

さあ、明日の早朝から、睡眠不足の日々が始まる。