ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2016年マスターズ 3日目

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強風がゴルフを面白くしている。

ムービングデーと言われる3日目に、一番伸ばしたのが今日3アンダーのS・カウフマン...自分がスマイリー・カウフマンで弟がラッキー・カウフマンだとか放送で言っていたが、これってあちらのキラキラネームなのか?

ま、それは置いといて、一番驚いたのがこの日2番目にスコアを伸ばしたのがこの日2アンダーのB・ランガー!
58歳と言う年齢は、あの「ジャックイズバック!」のニクラスの優勝年齢が47歳だった事を考えると、奇跡に近い...なんてったって、トータル7400ヤード以上と言うコースの長さは、若い体力のあるゴルファーには何とかなっても50歳以上のシニアには戦うには無理な距離。
とても明日4日目もスコアを伸ばしての優勝は不可能だろうと思うけど、三日目に此処にいるのは凄い。

本命のスピースは、ティーショットがおかしい。
右へ右へのミスが続き、17・18はとうとう拾い切れずにボギー・ダボにしてしまい、結局2位とは1打差の3アンダー...
マキロイは、ゴルフ全体が空回りで自滅パターン。
ティーショットのトラブルからスコアを崩した上に、チャンスでパットが全く1発も入らない。

この3日目には、チャンス(10メートル以内)につけていながらパットが全く入らない選手を沢山見かけた。
この選手達のパットが入りだしたらあっという間に上位に来るだろうから、最終日にチャンスがあるのは2オーバーくらい迄の選手。
例えば2オーバーになってしまったマキロイだって、イーグル・バーディーをガンガン獲る力はあるんだから、女神が微笑んだりしたらあっという間に5アンダーくらいにはなる。
その他にはともかくチャンスで短いパットが入らない映像ばかり流れた、D・ジョンソンやB・スネデカーには十分なチャンスがある。
それに不甲斐ない1・2日目からやっと伸びて来たJ・デイと、念願の初メジャー制覇に燃えるL・ウェストウッド...それに、女神が一瞬微笑んだように見えた松山にも十分チャンスがある。
あとは、カブレラとローズくらいかなあ、チャンスが残るのは。


三日間トップのスピースになんとも言えない不安定感がある為に、明日の最終日はスタートダッシュに成功したゴルファーが勝つ可能性が高いと思う。
アウトで3アンダーに届けば、「王手!」になるだろう。
4日目の天気予報では風は弱くなるとの事なので、明日は好スコア続出になるはず。


松山が優勝するには、まさに千載一遇のチャンス...なんとか先にバーディーが来れば...とりあえず、スピースが1日目に出した66を目標スコアにして。

さあ、あと一日だ。