ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

背伸び

イメージ 1

相変わらず寒い日が続くが、その間に暖かい日が挟まる事が多くなって来た。

猫という動物は、本当に日溜まりが好きだ。
窓の隙間から日が差している場所を見つけると、それがどんなに狭い場所であっても、そこで暖まろうとする。

日の当たっている場所で横になり、おもむろに伸びをして、腹を見せたり寝返りうったり...
実に気持ち良さそうに、寛いで。

浮気者の太陽が、今迄当てていた日射しをあっという間に隠してしまっても、猫はそこにあった日射しをいつまでも楽しもうとする。
「だって、さっき迄日が当たっていたんだから、日はまた当たるはず」なんて思っているんだか、いないんだか...

人間は、猫が日射しの中で(たとえもう翳ってしまっていても)その暖かさを楽しむような仕草をしているのを見るだけで、なんだか暖かく感じてしまう。

その動きを見ていれば、確かに犬は寒い国の動物で、猫は暖かい国の動物だ。

...季節というのは、猫と犬がいるから順番に巡るのかもしれないな...