ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

暑い、と言えない

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猫は、「暑い!」と言えないのでひたすら静かに、涼しそうなところを探し歩く。
汗をダラダラ流す事も出来ないので、舌を出して寝ている。

本当に毛皮を脱がせてあげたいような暑い日々が続く。
子猫の時代から成長したためか、暑さで億劫になっているためか、娘がジャレさせて遊ぼうとしても大して反応しない。
ちょっと追って、すぐに止めてしまう。

柚の好きな場所は、外が見えて日陰で風が入るところ。
しかし、やっとそんな場所を見つけて寝ていても、すぐに日射しは動いて来て柚に絡み付く。
元は涼しかった場所も、いつの間にか尻尾や後足に日が当たってくる。
寝ていてもその熱さは感じるようで、もぞもぞと動いたあげく日の当たる場所から足を縮めて逃げようとする。
ついでに思いっきり伸びをして、なんだか手近にあるものに噛み付いて、溜め息をついて体勢を立て直す。

もっと暑く感じると、床やコンクリートの冷たい場所で落ち着こうとする。
あるいはともかく暗いところに入ってしまって、気分的にでも暑くないイメージに浸ろうとする(多分)。

元々猫というのは暑さの強い地域の動物だと聞くが、見ている限りでは暑さにも寒さにも弱い動物に見える...
まあ、もう少し辛抱すれば気持ちのよい風が吹く季節になる。

そうしたら、「旅猫」として一緒に地方遠征でもしてみようか...