ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

黒トップアイアンの練習

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明らかに場違いと思われる、若者のコンペに参加することに少し後悔している。
若さのノリについて行けないのは判っているから、彼等の邪魔をしないように気をつけてなるべく後ろでこっそりとしていなくては...

とりあえず、肝心のゴルフでバタバタしないように、久し振りの練習に行って来た。
打ちっぱなしの1時間、約200球を殆ど全部黒トップの手応えの確認に費やした。
コンペの開催コースであるSカントリー倶楽部は、以前3度程行ったことがあるが、必ず数ホールで得意の大叩きをやる苦手なコース。
ティーショットはもとより、アイアンの精度が求められるコースと記憶している。

で、黒トップ。
普通に真っすぐ目標に打とうとすると、殆どろくな当たりにならない。
真っすぐな球なんて全く出ずに、必ずどちらかに曲がる。
ハーフキャビティーのTA-3に比べても、その許容範囲はきわめて狭い。

結局、こういったクラシックアイアンは、「曲げる意志を持って使う」アイアンなんだろう。
スライスやフック(フェードやドローなんて高尚なもんじゃない)を打とうと決めてかかると、必ずそいう風に曲がってくれる。
もちろん「曲がり幅」はもっと練習して身につけなくてはしょうがないが、右に曲げる(左に行かない)、左に曲げる(右に行かない)という意志には従ってくれる。
ただし、今の練習もラウンドも不足している自分には、同じ構えからそう打つことは無理がある。
スタンスから、しっかりと「こう曲げる」と決めなければ、つまらないミスが出そうだ。

200球の練習のうちに、スライスを「必ず」打つにはグリップをダブルオーバーラッピングに、フックを「必ず」打つにはグリップをオーバーラッピングにすると、より確実性が増すことに気がついた(曲がる方向だけで曲がり幅ではない)。
実際のラウンドでそうなる保証もないが、少なくともクラシックアイアンを使うには、そうした「打つ球」に対するはっきりとした形の決断が必要だと感じる。
それ迄してミスをしたのなら、後悔も少ないだろうし。

結果のスコアは期待出来ないが、いくつかのホールでそうした意志を持った攻め方が出来れば面白い。
当日は、台風が通り過ぎる迄は行かないような天気なので、風が強く吹くかもしれない。
雨はいやだが、風なら楽しく遊べるので、それはそれで楽しみ。

それにしても、自分がブッチギリの一番年長者だなんて、いつの間にそんなに時間が流れてしまったのか...
俺は、そんなに年取った覚えがないんだけどなあ...