ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

また、夏が終わる

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暑さはまだしばらく続くんだろうけれど、朝晩の涼しさはもう秋の気配だ。
8月は明日で終わる。

いつも「夏」は何か素晴らしいハプニングを期待させて始まり、結局何事もなく終わって行く。
それなのに終わろうとしている「夏」の姿に、懐かしさと寂しさを感じてしまうのはどういう訳なんだろう。

そして思うのは、俺にはあと何回の夏が残っているんだろうか、ってこと。
「夏は俺の季節」という時代は遥か昔に去り、最近は太陽の光から逃げ回る季節になった。
それでも、蒼い海と青い空、緑濃い山の連なり、天の川と蝉の声、冷たい生ビールと純米酒の冷酒・・・
夏は、やはり夏だけの心躍るような楽しみが多い。
俺は、あと何回そんなことを楽しめるのか。

妹は昨年の8月29日に癌で亡くなった。
古い親友は、脳出血で身体が不自由になった。
ゴルフ仲間のエリオット後藤は脳梗塞で亡くなった。

人は同じではいられない。
立派な人間ではない俺は、立派な生き方なんてすることは出来ない。
反省しても、それを生かすことが出来ない。

しかし、人生を投げて無駄にしたいとも思わない。
俗物は俗物なりに、やせ我慢とカラ元気出して、生きて行くしかない。
ウォルター・ヘーゲンの言葉のように
「焦るな、嘆くな、せめて路傍の花の香りでも嗅ぎながら、残りのプレーを楽しもうじゃないか...」

さて、今は17番ホールか...
残り2ホールは、後悔のないようにパーをとりに行こうか。
とりあえず、関西の怪人の参加すると言うコンペにも申し込んだし、これから涼しくなれば回ったことのないコースで、ベスグロ狙いのオープンコンペにも参加しよう。
相棒は、ミズノのMP425白マナXにテーラーの3番青マナS、アイアンは黒トップの2番からSW、それにファットレディーの長尺パター...とりあえずはこれで。

明後日から9月。
秋のゴルフのベストシーズンになる。