ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

挑戦

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夏の燃え盛る太陽の下でプレーするゴルフには、他の季節には無い「挑戦」の味がする。

「挑戦」...天上で狂気のように高笑いする太陽に対して、滴り落ちる汗にまみれて息の上がる自分の体力に対して、「なんでこんなことやってるんだ、俺は」なんて愚痴がこぼれて投げやりになる自分の弱い気持ちに対して...
「挑戦」...理想とはかけ離れた自分のスイング、イメージと関係無い飛び方をするボール、ミスして初めて気がつく浅はかな戦略に...
「挑戦」...この前のラウンドで反省したことが、全く同じ反省として出てくる学習能力の欠落に...

汗にまみれた体と気持ちで、次のティーショットを打つ。
結局これが実力、これが自分。
自分がやって来た以上のことは、夏の太陽の下では出るもんじゃない。
夏の太陽の下で「出来たこと」だけが実力だ。

だから挑戦する。
自分が出来ることを信じて、自分が出来たことを信じて。
挑戦する。
自分のゴルフに、楽しみに、ついでに人生に...

他の季節じゃ、こんなに本気で挑戦出来ない。
倒れるかもしれない夏だからこそ、命がけになったつもりで挑戦出来る。
まるで凶暴な火炎に包まれた夏ゴルフ。

挑戦だ。
挑戦だ。
...本気で倒れちゃ、洒落にならないけどね。