ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

天下の暴論...8

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今回はあんまり「暴論」じゃあないんだけどね。
どっちかって言うと「提言」かなあ...

今主流となっている、ノーキャディーの「乗用カートセルフプレー」の場合。
「フェアウェー乗り入れ可」のコースではない場合、ボールの位置がカート路からはなれたところに行くケースって多い。
そんな時になれてない人は距離だけ見て、1ー2本のクラブを持ってボールのところに行って打つ。
ところが往々にして、「思ったより距離があった」「ライが悪かった」などの理由で不本意ながら持って行ったクラブではダメだ、ということになることが多い。
遠いカートまで取り替えに行っていてはプレーが遅くなるので、やむを得ずそのまま打つなんてことが殆ど...中にはいちいちカートまで取り替えに行く奴もいる...後ろの組をいらつかせながら。

ゴルフ雑誌には「その距離の前後のクラブを持って行け」と3本持って行くことを勧める記事が載っている。
3本じゃあ足りない。
例えば、残り130ヤードの林近くのラフにボールが行った場合。
まず見た目の残り距離のクラブ(8番だと仮定する)。
ライによって前後の距離のクラブ2本(7番と9番)。
前の木が邪魔な場合、上を越えるクラブ1本(サンド)、枝が邪魔な場合、下を抜くクラブ(5番)。
もしかして右に曲げたり左に曲げる場合に使えそうなクラブ1本(6番)。
イデア次第でそこから使えそうなクラブ1本(3番または4wまたはパター)。
てな具合に考えると6本は持って行くことになる。

ゴルフってのは、「発想とアイデア」のゲームでもある。
ルール内ならどのクラブをどう使ってもいい。
ショートアイアンがダフってばかりなら、いっそ130ヤード以内7番やパターや4wで全部転がしだっていい。
真っすぐに飛ばないんなら、どんなところからだって曲げて打ちゃあいい。
100ヤードがピッチングの距離だからって、ピッチングを使わなくてはいけないって決まっている訳じゃない...ドライバーでも4番アイアンでも7番でもサンドでも打って構わない。
自分で自分のゴルフを狭くしないで、その時の自由なひらめきとアイデアを楽しむためにも、カートを離れる時には最低5ー6本のクラブを持って行こう(8本でも10本でも構わない)。
失敗を恐れちゃあ、なんにも始まらないぞ。

クラブなんてそう重いもんでもなし、遊ぶためにはそれくらいなんでもないだろう。

あ、クラブ忘れにはご用心。