ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

9Wと4I(続)

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190ヤードを、9Wと4Iのどちらが乗る確率が高いかといえば、これは絶対に9W。
シャフトの相性もあるだろうけど、使ってみれば9Wの方が絶対に易しいと思う。

...だから、9Wを使うのに「決まり!」って訳には簡単にはいかないのがゴルフの面白いところ。
ゴルフってのは自然相手のゲームだから、「4アイアンの方が絶対に良い」って場合があるんだからやっかいだ。
その一番の要素が「風」。

4アイアンと違って、9Wは「高さ」でボールを止める。
風さえなければ、乗る確率は9Wが圧倒的に高くても、風がちょっとでも出れば9Wでは方向も距離も計算できなくなる。
今日は風が弱い、なんて感じている普通の日の普通のコースでも、木々の高さを超える辺りでは「無風」なんてことはまず無い。
そして9Wで打てば、殆どの場合ボールは木の高さを越える。

まして、「風が強い」なんて感じる日には、9Wの距離なんて全く当てにならなくなってくる。
アゲンストの時には、下手すりゃ130ヤードくらいしか飛ばなかったり、フォローの時には250ヤード近く飛んでったり。
左右に流されるときも半端じゃない。
グリーンにまっすぐ飛んでいったのが、あっという間に流されて林の奥深く、なんてのも何度も経験した。
それに比べると4鉄は、グリーンには乗らないものの、ある程度の強風だって関係なくグリーン近くまでは運べるし、ちゃんと打てたボールがそのホール以外の方向に飛んでいくなんて事はまず無い。

そして問題は、ゴルフやるときに風のない日なんてほとんど無い、ってこと。
まあ、だからといって4鉄だからグリーンに乗る、なんて事が期待できないのが辛い所なんだけど。
ただ「風の強い日には4鉄のミスの方が被害が少ない」という消極的な利点。

もう一つ、4鉄には「林から低い球で出す」とか「木の枝の下を低い球で曲げて打つ」なんて言う俺得意のパターンにも多用出来る、ってこともある。

結局、風がないあるいは弱いときは9W、風があるときは4鉄、っていうのが今のところの俺の考えなんだけど...両方持って行って、当日の天気の風の強弱で決めるしかないか...もちろん、雨ならプレーをやめるけど(笑)。