ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

久しぶりの月例...10月

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土曜日の午後7時、出発前に夕食をとろうとしていた時に月例を一緒にまわるK氏から電話がかかって来た。
「もう道の駅に着いたんだけど..」
彼はキャンピングカー乗りの先輩で、私が前のキャンピングカーに乗り始めた時に北海道の事情などの情報を教えてくれた同い年のホームコース仲間。
いつも私と同じように道の駅で前夜祭をやっているので、この日は一緒飲もうと言うのだが....何と気の早い(笑)。
で、結局私は10時に道の駅に着いて、それから12時までゴルフ話で盛り上がった前夜祭...彼は最近絶好調とかで非常に気合いが入っていて実に楽しかった。

気持ち良く起きた月例の朝は、秋晴れの天気にちょっと冷たい風が吹き、最高のゴルフ日和。
私はハーフショットを仕上げるつもりでドライバーは封印してスタート。
ショットの調子は良く、3Wで他の3人をアウトドライブし方向性もばっちりで、スタートホール3W・4Wでグリーン40ヤード手前の花道...ピンは奥で実質60Y位を打ち上げなので59度ウェッジ...これがちゃんと当たったのに何故か飛ばずに乗っただけ...幸い2パットパーでスタート...(ここで気付けば良かったんだけど)。

2番3番はいずれも3W・4Wでティーショット、残り180Yと120Yいずれもハーフショットで問題なく2オンしてバーディー逃しのパー。
4番は7Wでティーショットし、9アイアンがグリーン右に蹴られて10ヤードの打ち上げアプローチ...コブを越えればいい簡単なアプローチだが、軽く打った59度が今度はグリーンオーバー...訳の分からない手応えに流石に頭にクェッションマークが湧く...それを50度で寄せてボギー。
5番は4W・9アイアンで風に負けてショート、運も悪かったが悪いライから59度が又オーバーで3パットダボ。
6番は3W・7Wで残り60Yのラフ...ここでも59度がトップしたが、幸いグリーンに残って2パットパー。
7番は7Wでグリーン手前...59度が当たり損ねてオーバーしてダボ。
長い8番は3W・4Wで2オンしてパー。
9番で風に負け、ちょっとショートしてバンカー...またもホームランでボギー。
全て59度からのミスで上がって42...自分の感覚ではそれ以外のハーフショットはほぼ完璧なので、非常に不本意なスコア。

考えてみるとスコアリングの規制で前に使っていたクリーブランドを手放して、この59度のウェッジ(中古)を52度と一緒にヤフオクで安く手に入れてから7~8ラウンドしているが、上手く打てたと言う記憶が無い....はじめは慣れてなくても、以前58度や60度を普通に使えていたんだから慣れればいい武器になるだろうと思っていた。
しかし、これは間違いだった...MOIマッチングしてもらって「同じように」振れるのに、この59度だけ「フェースにちゃんと当たらない」「毎回打感が違う」「何時まで経っても手応えと距離の感覚が一致しない」。
同じに振って凄く飛んだり、全然飛ばなかったりでその差が激しい...他の50度や53度やキャロの58度なんかでは全くそんな事はないのに。

このウェッジで後半大崩壊を起こしてしまった。
後半1番は3打目残り100Yを50でワンピン、それをバーディー狙い過ぎて3パットボギー。
そして問題の2番....3Wのティーショットミスしたので、2打目は刻んで残りバンカー越えの60Y。
59度で本当のハーフショットの距離...これが何とトップして遥かにグリーンオーバー、暫定球も同じくトップしてグリーンオーバー...自分でこの距離で普通に打ってのこんなトップボールは経験ない酷さ。
1打目が残っていたと思って打ったボールは自分の球ではなく誤球と判り、グイーンずっと奥に外した暫定球でプレーして、このホールペナルティーを入れて9!
この「終わった」感は自分で意識するより強かったらしく、次の3番ショートで7番アイアンをシャンク2発で2連続OB...3発目もハーフシャンクで、あがって8!
この2ホールで10オーバー....
その後のホールはティーショットセカンドショットともハーフショットでそれなりにいい球が打てていたが、どうも緊張感が続かずにただの消化試合のようになってしまった。
パー・ダボ・パー・ダボと言う感じでゴルフは続き、上がってみると57...トータル99という、今の自分を象徴するようなスコアだった。

この原因となった59度は、3番が終わって捨てて来た。
手持ちの他のウェッジではあんな事はないのに、何故あのウェッジだけあんな風にちゃんとフェースに当たらずトップが続いたり距離がバラバラなのか理解不能

とりあえず、次のラウンドには手持ちの古いスポルディングの56度ウェッジでも使う事にする。

ハーフショットの効果は凄い...自分でも苦手なホールのティーショットに、3W・4Wではまずミスが無いので自信を持って打てるようになった。
またあの難しい黒トップで、残り距離170ヤードや150ヤードを不安なく打てると言うのは最近十年くらいのゴルフで無かった事。
ショートホールのティーショットも自信を持って打てるようになったし、シャンクさえ出なければミスの範囲も小さい。
今回のシャンクは、自分の精神的なモノが原因だと思うのであまり心配はしていない。


道具は気をつけて選ぶべきだ...簡単にネットで「安く」手に入れて使うのは気をつけなくちゃな。
(あの59度はあまりに手応えや当たりが変だったので、ネットで噂のバチモンを掴まされたのかもしれないと今は思っている...)

同伴のK氏、前半の不調が響いて優勝・入賞にはちょっと届かなかった。
彼もまた、この季節は奥さんとの旅ゴルフを楽しむと言う....あとひと月、秋はまだまだ楽しめる。